早漏改善の為の提唱されている2つのメソッドをご紹介します。
スクイーズ法とセマンズ法と呼ばれるものです。
いずれも実際に自ら行動しながら早漏を改良してゆく行動療法のひとつですが、
薬物などを使わないので安全です。
ポイントを簡単に言えば両社とも性的な刺激への慣れと苦痛な状況への精神的適応による
早漏に対する不安解消です。
やり方は極めて簡単ですので、早漏に悩んでいる方は試す価値はあります。
概要
|スクイ―ズ法
アメリカのかの有名な性科学者マスターズ&ジョンソン夫妻によって唱えられた療法です。
スクイーズ(squeeze)とはぐっと握るということを意味します。
やり方は以下のようになります。
- いつものオナニーようにペニスを上下に刺激する
- 射精感が極まったら亀頭下1cmをぐっと手でしっかり握る
- ペニスの射精感が収まったらまたオナニーを開始する
- 以上を5回~10回ほど繰り返す
- これを週に何度か繰り返す
スクイーズ法は一人でいつでもどこでもペニスを鍛錬できますが、
パートナー女性の協力が得られる場合は一緒に改善に取り組みます。
時には失敗して射精しますが、くじけず日々励んでください。
しっかり我慢した後は射精することでフィニッシュしてください。
効果は60%以上の男性に見られたとあります。
ただし、効果が出るまで数か月かかると言われていますので
地道な努力が大切になります。
ポイントは寸止めオナニーではなく、しっかり亀頭下を握りしめるところにあります。
スクイーズの訓練は膣内とオナニーでは別感覚であることを認識することも必要です。
実際に女性との接合の際には、射精感が極まってきたら、
素早くペニスを抜いてぎゅっと握りしめて射精感を押さえる訓練も加えると
更に実践的になります。
|セマンズ法
セマンズ法はスクイーズ法によく似ていますが、
基本は女性の協力で実行します。
セマンズ法はジョセフ・ウォルピによる神経症、不安症を治療する逆制止理論に基づく
認知行動療法になります。
逆制止とは不安の感情を抑えるために、
実践的にそれとは相反するリラックス感や平安感を習得させていく方法になります。
つまり緊張・射精という交感神経の優位な状態から副交感神経を活性化して
精神的な安心感を得させ、射精を押さえることになります。
やり方は以下のようになります。
- 女性に優しく手でオナニーしてもらいます。
- 射精感が極まったら女性に刺激をストップしてもらいます。
- 射精感が収まるまで男性はリラックスします
- 収まったら更に刺激を繰り返してもらいます。
- 以上を5回以上繰り返します
最後は男子は射精してフィニッシュを向かえます。
この段階で時間が伸びてきたら次にフェラチオで同じプロセスを実行します。
フェラチオでも成果が出て来たら、最後は女性騎乗位でペニスを膣に挿入して
同じようにプロセスを実行します。
このセマンズ法は女性の献身的な協力で実行が可能です。
長期的なパートナーの存在が不可欠で、さらにしっかり話し合うことが必要になります。
女性をしっかり感じさせてあげるための訓練と説得してください。
優しさや理解を示してくれない女性では逆効果で男性がEDになることもありますので
相手は選んだほうがいいでしょう。
また女性はオーガズムを得ることがなく欲求不満になりますので、
訓練を実行する前か後にはクンニリングスかバイブなどで
女性をしっかりイカせてあげて下さい。
セマンズ法も同じく成果が出るまで時間がかかります。
|2つの早漏対策の核心
2つの両方とも焦りは禁物です。
実際に不安なものに敢えて遭遇することで
少しずつ恐怖や不安を解消してゆくやり方です。
多くの早漏男性は経験不足からくるものが多く、場数を踏んでないだけです。
男が成長していく過程で誰しも通る道だと考えれば気は楽になります。
これらの療法は射精と言う現実を何度も体験することで慣れを作り出し、
人は慣れることで不安や恐れもマヒすることを狙ったものです。
従って射精を我慢するときには出来る限りリラックスし、寛ぐようにしてください。
呼吸法も取り入れと更に効果的です。
一番簡単なやり方は、気を静めてお腹で呼吸することです。
鼻から5秒かけて息をすって、そのまま5秒止めます。
そしてゆっくり口から10秒かけて吐き出します。
これを何度か繰り返せば興奮も収まって平静を取り戻せます。
(参照)
よりよい成果を祈ります。