女性の性の神秘は単純な男の想像力を超えたものがあります。
バギナの内部も神秘に溢れたものになっています。
女性はあらゆる身体の箇所で性感を覚え、オーガズムを引き起こす可能性が
あります。
バギナ内部は一次的な性感神経は存在しません。
しかし、ないと思われるところに性感は引き起こされます。
それが不思議の一つです。
概要
|バギナ壁には性感はない??
多くのドクターや生物学者がバギナ即ち膣自体に性感を感じる神経はなく
従って寧ろ鈍感に出来ていてオーガズムなどは感じようがない、
その証拠に赤ん坊が通過しても膣内部にはほとんど痛みはない
と言います。
確かに痛点などの皮膚感覚的なものはないかと思われますが、
その組織は平滑筋と言う筋肉組織で構成されていて
それ自体が圧力や振動に反応します。
オーガズムは単純な一か所の神経が反応するだけで起こるのではありません。
最終的には脳が作りだす幻覚作用です。
性感は複合的に起こる感覚です。
バギナも性の開発が進むことで新たな複合的な感覚を生みだしてゆきます。
|膣壁・バギナ壁は圧力と振動で刺激する
バギナ(膣)壁と、女性の性感神経でも詳細に述べたとおり
膣壁そのものには触覚神経はほとんどなく、そこをこするなどの接触刺激では
快感は引き起こされません。
その代わりに膣そのもの平滑筋は振動や圧力なので物理的な
刺激で興奮し膨張します。
膣壁で受けた圧力振動刺激はクリトリスへと伝わります。
其の反応の強さは女性の性器構造によりますが、
大きな快感を生み出すことは間違いありません。
その感覚はクリトリスなどの性感帯に刺激が伝達されて
その組織のその性感帯が強く反応するというよりは
バギナ全体が興奮し筋肉痙攣となってゆきます。
バギナ壁(膣壁)の愛撫の目的と効果はバギナ組織全体、
つまり筋肉組織そのものをより充血させ興奮させ
オーガズムにおける筋肉痙攣収縮を
引き起こすことがより可能な状態に持ち込むことにあります。
具体的な刺激は薬指と中指の先の腹のほうで膣壁を押すように
ゆっくりとマッサージして全体を活性化していきます。
丁寧に丁寧に膣内全体を、右の壁、左の壁、上部の壁、
下部の壁とポイントを絞ってマッサージしていきます。
更には指にバイブレーションを加えて子宮頚や子宮そのものに
振動を伝えていきます。
この振動は子宮の奥深くを呼び覚ましていきます。
この膣壁刺激はペニスを挿入した時も同じ考えで行います。
ペニスでバギナのどの部分を刺激するのか、
またしているのしっかり認識して行うことが非常に大切になります。
|膣壁・バギナ壁越しのクリトリス愛撫
クリトリスの解説で述べましたようにクリトリスはバギナを囲むように
肛門付近まで伸びています。
そのクリトリスに膣壁を通して間接的に刺激を与えてみます。
押すようにちょうどマッサージチェアーが背中を
揉むローラーのイメージです。
加えてバイブレーション振動も与えてみてください。
有効にクリトリス脚部に響いていきます。
同時に陰核(クリトリス亀頭)も舐めたり触ったりするするとより
快感がましていきます。
クリトリスは膣壁の左右にもあることを忘れないでください。
決して膣壁は鈍感な性器ではないのです。
|やがてバギナオーガズムへ
この膣壁愛撫をじっくり女性に辛抱強く施し続けることです。
すぐには効果は出ないかもしれませんが、
バギナ全体が一つの楽器のように喜び震えるバギナオーガズムを
迎える時が必ずやってきます。
周辺のGスポットやクリトリス全体、膣口などが共鳴してゆきます。
バギナオーガズムを呼び起こす為には
女性を数ヶ月、数年掛かりで開発していかなくてはなりません。
女性の性器は全てオーガズムの可能性を秘めています。
一か所一か所目的と気概をもって根気よく刺激していってあげてください。
(女性を育て上げる 参照)
|まとめ
- 膣壁も大いなる性感帯と認識し開発する
- 膣組織は筋肉組織であり圧力振動が快感となる
- 膣をクリトリス脚部が取り囲んでいることを忘れるな
- バギナオーガズムは複合的な各性器が共鳴するオーガズムである
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