とかく我ら男性たちはクリトリス・小陰唇は小まめに大事に愛撫をしてあげますが、
大陰唇に対しては少し手を抜き過ぎているように感じます。
大陰唇も恐るべき性感帯です。
ただし、小陰唇とは感受性が少し違い、それに合わせた愛撫手法が必要になります。
概要
大陰唇と小陰唇はともに性感帯
女性の大陰唇は読んでの通り、大きな唇です。
男性の陰嚢に相当する器官です。
つまり金玉袋です。
小陰唇は小さな唇です。男性ペニスの下部の縫い目に相当します。
我々男性はこの部分縫い目に沿って舐めてもろうと
かなりの快感が走りますが、
女性の小陰唇の快感度はその10倍といいます。
セックスにおける挿入の前段階として
この大陰唇・小陰唇を刺激して女性を興奮に導くために
効果的に機能する部分です。
この2つも膣を取り巻くパーツはオーガズムを演出する為に
感じ方はそれぞれ違いますが素晴らしい感度の高い
性感帯になっています。
大陰唇はクッション
大陰唇は皮膚の一部であり、
その下には血管が多く張り巡らされて
こんもり盛りあがり毛で覆われ色も濃くなっています。
盛り上がっているのは皮下脂肪がこの部分で
厚くなっているからです。
柔らかで弾力性があり性交時のクッションの役割を持っています。
また大陰唇の表皮には陰毛も密度高く配置されて摩擦や衝突の衝撃を
和らげています。
性交の時、恥骨がピストン運動で激しくぶつかっても
痛くないようにガード役しているわけです。
痩せている女性や閉経してだ陰唇の脂肪の落ちている女性との
性交は骨がぶつかり合って痛みを伴います。
大陰唇のクッションの御蔭で
松葉くずしなどの変形体位も可能になっているのです。
大陰唇の触覚性感
大陰唇は普段、尿道や膣口の周りで女性器全体のお守り役として
どっかり構えていますが、性感帯としてセックス機能でも
優秀な役割をはたしています。
大陰唇の皮下脂肪の内側には前庭球と言われる海綿体組織が
膣を包むように広がっています。
これは男性ペニスの尿道海綿体に相当するもので
性的な刺激でペニスが勃起するようにこの海綿体に
血液が流れ込み興奮時には充血により更に盛り上がりが大きくなます。
そして左右に開いて膣口を露出させ性交に備えます。
更には前庭球のすぐ外側にはクリトリス脚部が伸びてきています。
つまり大陰唇の皮膚の下には大きな性感帯が2本も眠っているのです。
加えてこの大陰唇の皮膚の下には触覚受容体が多く配置され、
皮膚の接触を鋭く感じることが出来ます。
大陰唇の陰毛の毛根にも刺激を感じる受容体があります。
大陰唇陰毛を優しく触られたり舐めらりたりするとぞくぞくするといいます。
大陰唇の振動性感
大陰唇の皮膚下のクリトリス脚部と前庭球は男性ペニスと同じように
振動や圧力に対しても鋭い性感を覚えます。
男性がこの部分を恥骨でグリグリ押してきたりぶつけてきたりすると
その振動や圧力を快感として脳に伝えます。
その振動は膣(バギナ)や子宮にも伝わり更に興奮を高めていきます。
指先で押すようにしたり震わせるような刺激が有効です。
大陰唇のまとめ
- 大陰唇は男性の陰嚢に相当する
- 極めて優秀な性感帯である
- セックスではクッションの役割を果たす
- 大陰唇には触覚性感と圧力・振動性感がある