肛門の構造

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肛門は第二のバギナともいわれ、

世界ではアナルセックスはアブナーマルセックスとしてではなく、

セックスの一連の流れの中で行われています。

多くの女性は肛門で性感を覚えます。

その構造を理解して正しいアナルセックスを行ってください。


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概要

|肛門管

肛門はその入り口、肛門縁から肛門管と言われる部位が2~3cmほど続いています。

その表皮粘膜は皮膚と同じ由来で、痛覚の神経が配置され痛みには敏感です。

この為に切れ痔や肛門痔には非常に痛みを覚えることになります。

またアナルセックスなどの性行為ではこの肛門管の痛覚には配慮が必要です。

肛門管は2種類の括約筋に取り囲まれています。

内側は内肛門括約筋(ないこうもんかつやくきん)といわれる筋肉組織です。

この筋肉は意のままに動かせない不随意筋(ふずいいきん)の平滑筋(へいかつきん)で、

自律神経によってその動きが調節されています。

普段は便が漏れないように閉じた状態にあります。

もう一つは内肛門括約筋の外側を取り囲むようにある外肛門括約筋

(がいこうもんかつやくきん)は、随意筋(ずいいきん)である横紋筋(おうもんきん)で

自分の意思でしめたりゆるめたりすることができます。

我々が排便の時はこの筋肉を緩めて行います。

外肛門括約筋は女性の場合は8の字筋の一部であり、

会陰の筋肉から膣や尿道を囲む、海綿体筋肉へと繋がっています。

これらの2つの筋肉は圧力や振動で快感を感じることができ、

街肛門括約筋は受けた刺激を会陰やバギナを取り囲む球海綿体筋肉へ伝えていきます。

女性によってはこれらの筋肉はかなりを快感を生む震源地になりえます。

肛門

|直腸

肛門管はその先に直腸と繋がっています。

直腸と肛門管の間は接合部にあたる歯状線といわれるものが歯のような形で並び

10~12個の肛門腺(こうもんせん)があります。

この腺からは粘液(ねんえき)が分泌されています。

直腸は不随筋であり自律神経によって支配され、痛みなどの感覚はありません。

直腸、肛門管には血管が細かい数多く集まっています。

|直腸と肛門管

ここからはアナルセックスには大切な事項ですので、

実施するときはこの関係をよく留意する必要があります。

直腸と肛門管は通常の立ったような姿勢では

大凡90前後の角度がついて会陰側に曲がって繋がっています。

この角度によって便がストレートに漏れないようにしています。

これはしゃがむなどの態勢を取るとその角度は30~40度くらいになって

緩やかな状態になります。

我々が排便の際に屈むのは角度を緩めるためなのです。

これは女性のアヌスに何かを挿入するときにはこの角度を緩めるということは

考慮すべき事柄です。

|直腸と膣

直腸と膣及び子宮はかなり隣接しています。

薄い壁1枚で隔たっているにすぎません。

従って肛門から直腸に指やペニスや異物を挿入することで

間接的に子宮や膣に刺激を与えることが可能です。

この刺激で快感を感じるかどうかは

その女性が膣や子宮で感じることが出来るかによってきますが、

理屈では大いに可能になります。

また女性によってはクリトリスの脚部は肛門にまで伸びてきています。

このタイプの女性は肛門括約筋の膨張や振動でクリトリスまで刺激を感じます。

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