女性性器は多くの筋肉群に取り囲まれて支えられると同時に
オーガズム現象はこれらの筋肉群が収縮痙攣することで起こります。
女性器の筋肉群を如何に刺激するかもオーガズム誘導の重要な課題です。
イメージだけでも捉えておいてください。
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概要
|骨盤底筋肉群（ＰＣ筋）
女性も男性もそうですが、骨盤の間には空間があり
そこに男女とも生殖器・内蔵が配置され、その空間を下の方から覆うように
骨格筋系の骨盤底筋肉群（ＰＣ筋）が存在します。
① 恥骨直腸筋（肛門挙筋の一つ）
② 恥骨尾骨筋（肛門挙筋の一つ）
③ 腸骨尾骨筋 （肛門挙筋の一つ）
④ 深会陰横筋
⑤ 浅会陰横筋
⑥ 外肛門括約筋（肛門を締める）
⑦ 外尿道括約筋
⑧ 球海綿体筋（膣を囲む）
⑨ 坐骨海綿体筋
上記の筋肉群が協働し恥骨から尾てい骨の方に伸びて、
まるでハンモックのように下から内臓や性器を支え腹圧をかける役割を果たしています。
また子宮や内臓、直腸を支えると同時に肛門や尿道、膣を締め付ける役割も果たします。
骨盤底筋肉群は大きく分けて尿道・膣などの生殖器を囲むように位置する
筋肉群と肛門を囲っている肛門拳筋などの筋肉群の２通りあります。
骨盤底を下から見るとこの筋肉群は、肛門で一回り、
尿道と膣で一回りで会陰で結び目を作るような８の字型を描いています。
八の字筋と呼んだりもしています。
これらの骨格筋系は自分の意思によってある程度動かすことができ鍛錬もできます。
膣の入り口を取り囲む球海綿体はこの八の字筋の一部ですが、
この筋肉はしっかり鍛錬することで男性のペニスを締め付け、
より男性の快感を高めることができます。
しかし、その奥の膣（バギナ）本体は腸などと同じように平滑筋で構成されていて
自分の意思によっては動かせないようになっている不随筋です。
｜骨盤底筋肉のセックスにおける役割
このように骨盤低筋肉群は性器や排泄器周辺に複雑に配置され、
排尿・排便、出産、内臓の保持に役立っていると同時に、
セックスそのものにも大きな役割は果たしています。
女性も男性もこれえらの筋肉を鍛えて血流量を増やすことによって
セックス能力が向上し、自分自身の快感度も増加します。
女性はいわゆる膣の締まりがよくなり、男性は勃起度が向上します。
オーガズムに至った際には、膣や尿道に配置された海綿体筋肉と
連動して、血液を大きく取り込み収縮し痙攣し深い快感を創出します。
その収縮の周期はおよそ０．８秒に一回の割合で起こります。
その収縮はペニスも同じです。
｜女性の快感度と男の気持ちよさ
このようにセックスのパフォーマンスには男性も女性もＰＣ筋の役割が
大きいのですが、このｐｃ筋が発達していることが自分の快楽も深く
相手もより感じさせてあげることになります。
女性ではスポーツでしっかり鍛えた女性のほうが生殖器全体により
多くの血液を補給出来てオーガズムを迎えやすい体質になります。
バギナの締まりも良くオーガズムを向かえる際にペニスを締め上げるように
収縮します。
また、ＰＣ筋が発達している女性がオーガズムや潮吹きを起こしやすいとも言われています。
体操の女子選手はその意味では内股近辺の筋肉が発達して
ふくらはぎや太ももからの血液の補給も充分行い
最高のセックスパフォーマンスを示します。
ただし、同じスポーツガールでもマラソンなど過度のトレーニングを行った女性は
ホルモンのバランスを著しく崩し、
生理も不順になり性的なパフォーマンスは低下します。
｜まとめ
- 女性の性器は骨盤低筋肉群に支えられ動かされている
- 特にバギナと肛門はバギナ・尿道を囲む８の字は重要である
- バギナ内部には８の字筋の一部のＶ字筋が入り口を囲んでいる
- 女性のセックスパフォーマンスは骨盤低筋肉群の発達に大きく影響される
（参照：女性の性鍛錬）
