小陰唇は女性の性感帯のなかでは感度ベスト3には列挙されるはずです。
女性はバギナだけでなくバギナ周辺に性感帯を隈なく配置して
性交における最大の快感パフォーマンスを得ています。
小陰唇は触られても押されても感じるように作られた理由は
決して偶然ではないはずです。
人類の生殖と繁栄に小陰唇の果たした役割はきわめて大きいのです。
概要
小陰唇の花弁の役目
小陰唇は発生学的には、男性のペニスの裏側の縫い目のある表皮に相当します。
クリトリスの陰核を覆う陰核包皮に端を発して
小陰唇のひだは尿道、バギナを守るように伸びていき
やがてバギナを超えて会陰(エイン)近辺まで伸びいきます。
そして会陰近辺でまた合わさるタイプと開いて自然消滅するタイプの二通りの姿を見せます。
小陰唇はひだ状になていて、尿道口や膣口を覆っていて
それらを保護するための役割があります。
人類はほとんどの期間、性器などを露出して生活しており、
雑菌や虫など侵入物を小陰唇がガードしていた考えられます。
小陰唇は尿道やバギナに被さるように配置されて
長い間、女性の一番敏感な箇所を保護していたのです。
小陰唇の形と大きさは
小陰唇の形や大きさは女性によってまちまちです。
よく花びらに例えられますが、このヒダは興奮すると
左右に開いて膣口を顕わに見せてくれます。
膣口の門番です。
そのひだが何かの生き物のようにグロテスクに垂れ下げっている女性もいます。
小陰唇の形は上部が広いタイプと中央部が広いタイプ、下部が広いタイプ、全体がバランス良いタイプに分けられます。
セックス体験が多い人は上部が広くなり、処女は中央部が広いタイプが多いそうです。
小陰唇のサイズは日本人の多くが長さ5~7cm,ヒダの高さ2cm以下、肉厚は2~5ミリです。
トップの高さは経験によって大きくなっていきます。
処女の4割近くはヒダの高さは1cm以下になります。
白人女性はやはり小陰唇もビッグサイズでヒダの高さは4cm以上のビラビラ状態です。
女性によってこの小陰唇が大きすぎたり、左右が不ぞろいで有ることが
大きなコンプレックス、悩みの種になっているようです。
左右が違う女性は日本人では2~3割いるそうですので珍しくはありません。
この不揃いを記にして整形手術で整える女性もいるそうです。
どれもそれぞれの女性の個性です。
どのような形や大きさの小陰唇に遭遇しても一つの個性として
しっかり愛してあげてください。
小陰唇の色合い
小陰唇のヒダの外側は色素の沈着がかなり強くチョコーレート色に黒ずんでいますが、
その濃さは女性によってまちまちです。
小陰唇の内側は粘膜になっており人種を問わずピンク色の
美しい輝きを放っています。
機会があったらじっくり観察してみましょう。
また外側の色素の沈着は色グロの女性はよりその色が濃く
ピンクに近い色は色白女性に多い統計が出ています。
かと言って性能には何らの変わりはありませんのでご安心ください。
一般的に言われるている
セックスやりすぎの女は小陰唇が黒ずむ
という定説は全く根拠のないお話で、その女性の体質にによるものです。
処女でも黒ずんでいる女性は沢山います。
小陰唇の色合いは大きく分けて全体が黒ずんでいる人と小陰唇のトップの稜線部が黒ずんでいる人の
2通りです。
小陰唇の性感度
小陰唇は血管と神経が集中しています。
神経としては触覚受容体と圧覚を感じる受容体があり、
全ての感覚器が配置されていて一級の性感帯になっています。
触られることでも振動でも鋭く反応しますが
特に舌先で弄ばされたり吸われることが最大の性感になるようです。
小陰唇は我々が与える色々な刺激に驚くほど敏感に反応します。
小陰唇は興奮期にはクリトリス興奮の後にたった状態になります。
更にオーガズムを迎えると興奮すると赤みを帯びてきます。
また血液が充血してはち切れんばかり
なり、通常の2倍くらいまで膨張します。
小陰唇でのオシッコの制御
小陰唇は尿道口やバギナ口を普段守ったり、
一級の性感帯として機能しているだけではなくもう一つ役割があります。
オシッコの制御です。
女性がオシッコを出す場面を良く見てみてください。
放尿フェチのかたはよくご存じのはずです。
小陰唇のひだがオシッコでふるえながら飛ぶ方向をコントロールしています。
男性のペニスと違って女性は尿道口から直接おしっこが出ると
撒き散らすようになりコントロールできません。
その為左右から小陰唇のひだで挟むようにしてオシッコをまとめて
ある程度の方向性を定めています。
彼女にぜひ、この説を確認したい旨を告げて見せてもらいましょう。
小陰唇のもう一つの役割
小陰唇はセックス時に大きな役割を担っています。
それはペニスの膣への誘導と挿入されたペニスの包み込みです。
男性がペニスを挿入に躍起になっているときなどに小陰唇はヒダが壁のようになって
膣への道筋を示してくれます。
挿入後は両方から優しくペニスの竿の部分を包み込み、快感を増幅してくれます。
小陰唇は我々男性とっては有り難い存在なのです。
小陰唇の内側の敏感地帯・膣前庭
小陰唇の内側、クリトリスから膣口(ちつこう)までの部分はピンク色の
膣前庭(ちつぜんてい)といわれる性感帯になっています。
この内側三角地帯は女性の核心部分になります。
普段は小陰唇が合わさるように被さって保護しています。
ここには尿道口、膣口、バルトリン腺があります。
一番の秘部地帯になり極めて傷つきやす組織で常に粘液で濡れています。
この地帯は許された一部の男性しか触れることができません。
許された男たちは丁寧に優しく扱う必要があります。
小陰唇のまとめ
- 小陰唇は性感度はクリトリス並みである
- 本来はバギナや尿道の保護膜であった
- 小陰唇で女性はオシッコの制御をしている
- 小陰唇の内側は膣前庭と言われる女性にとって一番繊細で敏感地帯である