女性のポルチオ(子宮膣部)の周りには
Aスポットとは別のKスポットと言われるA級の性感帯がありますが、
余り知られていません。
バギナの一番の奥の行き止まり膣円蓋(ちつえんがい)には
ポルチオ(Pスポット)とAスポットそしてKスポットなる
3か所の攻めどころがあることになります。
ペニスを挿入してバギナ奥を刺激愛撫する際には
多くの男性は知らず知らずにこれらの性感スポットを刺激しているのですが
この3つの性感ポイントははっきり区別していることはありません。
これらを明確に認識しての性技は1ランク上の性テクニックの獲得に繋がります。
概要
|Kスポットの位置
Aスポットが膣の尿道側(膣上壁)の奥にあることに対して
Kスポットは膣の直腸側の奥(膣後壁)にあります。
Aスポット、Kスポットは丁度、膣の奥の膣円蓋の子宮膣部(ボルチオ)を
挟んで前後に存在することになります。
女性の膣内壁の肛門側の奥でポルチオとの境になり
女性が興奮して子宮頚部が膣内に降りてくるとPの字のような空間が生まれます。
丁度膣奥のポケットという感じです。
女性が興奮時に指を入れるとかなりの空間がそこに確認されます。
Aスポットは男性が膣に指を入れて確認できる人が多いのですが、
Kスポットは最後のところまでは指が届かない人が多いと思います。
|Kスポットは性感帯??
さて基本的には膣壁には感覚神経は存在せず、
理論的には性感は起こらないことになっています。
男性と違って前立腺は女性は反対側にあってKスポット性感は
前立腺の感覚ではありません。
しかし、多くの女性はこのKスポット愛撫で大きな反応を見せてきます。
推測ではこのKスポットも開発型であり、
子宮を包む平滑筋の反応であること、
また直腸側への刺激が伝わり、アナル性感を呼び起こしていることも考えられます。
また、ボルチオに近いことからその刺激が子宮膣部、
子宮へと伝わり快感を生んでいるとも言えます。
現時点での性科学的に明確な理由は説明されていません。
|Kスポットへの刺激
Kスポットへの刺激は女性を四つん這いにして腰を浮かして手のひらを上に向けて、
指先の柔らかな腹の部分で膣壁を押すようにマッサージします。
ゆっくりと単調に繰り返すことが大切です。
多くの男性はKスポットと子宮膣部の境の深部まで指は届かないので
奥の手前あたりを落ち込んだような空間部分を愛撫してください。
ここで降りてきた子宮膣部(ボルチオ)に指先がぶつかることもあります。
指の爪はしっかり手入れをしておいて子宮膣部を傷付けない様にしてください。
指をしっかりと届かせる為には女性を仰向けにしてM字開脚をさせて指を入れると
膣が浅くなって指も届きます。
しかし、Kスポットが曖昧になってしまう難点もあります。
女性によって膣内部も微妙に違ってきますので
女性によって色々のポーズで試してください。
Kスポットは余り知られていない性感スポットです。
女性によっては非常に喜びます。
試してみる価値は大いに有ります。