女性が大いに喜び必ずオーガズムに至るセックスは
愛撫も挿入も
同じテンポでゆっくり優しく長く
が基本です。
あくまでも粘り強く心優しく女性に接触してください。
AVでみるような激しい愛撫などを真似る行為は女性に最も嫌われます。
概要
|男の誤解
女性の性的な興奮や感度の高まりはどうやら我々男子が考えているステップとは
かなり違っているようです。
男性が一般的に考えるような触り方やペニスの挿入法では
女性決して気持ちよくはないと言います。
AVで見るような舐め方や触り方、激しいペニスの出し入れでは女性に取っては
気持ちいというよりはむしろ、苦痛であることが多いようです。
AV的なセックス嗜好の方は根本的に女性との物理的な接触法を考え直すことが必要です。
|女性の性感生理
これまでこの性典の随所で述べてきたように女性と男性の性行動の決定的な違いは
生殖子の生涯の絶対量の差に要因があります。
即ち女性が生涯において保有する卵子数は数百レベルであるに対して
男性が生涯製造する精子の数は1~2兆レベルで圧倒的な数量の差異があります。
この配偶子の数の差こそ女子と男子の性衝動行動の差になって現れます。
即ち卵子は希少であり極めて有効に利用しなくてはならず、
精子は製造される膨大な数を如何に多く後世に残すかが課題になります。
質と量の追求という大きな差が生まれます。
女性はその為に性的な行動では慎重になり出来る限り優秀で生存力ある雄の遺伝子を求め、
男性は大いに能動的な性行動をとり、極端に言えば相手かまわず性欲を掻き立て
性交に至ります。
それらの特徴は性交時の性的な興奮や性感にも現れます。
男性の性的な興奮や感覚は急激で直線的に上昇するのに対して、
女性の性衝動の発現は慎重です。
女性は出来る限り相手の受け入れ準備に時間をかけて、相手を判断する時間を多くとります。
つまり男性は直ぐに興奮し性交に及んで射精を果たすことを望み
女性は性的な興奮が作動するまでに相手の生物学的な優性度を見極め、
また男性の自分への献身度を測り、求愛においても丁寧なアプローチを求めます。
セックスに及んでも女性は前戯や挿入おいて
相手の自分への愛情度やその男性の男としての性的な技術を計測し
バギナを濡らし絶頂を向かえるまで一定の時間とテクニックを男子に要求します。
これは多くの女性がオーガズムを常に楽しめない大きな原因ですが、
この根本的な生理現象を男性が理解しないことで永遠に
オーガズム体験できない女性も多く存在します。
|女は燃え難くイキ難い!と考える
これが女子の本来と捉えておいたほうが男子は最上のセックスを楽しむことが出来ます。
これを基本としてセックスに臨むのです。
悲しいかな
乳揉んでクリ舐めてペニスいれれば女はすぐイク
と思い込んでいる男性は実に多いものです。
多くの女性の赤裸々な告白では
多くの場合はイク演技をしているだけ
といいます。
そうです、多くは通常の男性の愛撫や挿入では女性は決して満足しておらず
オーガズムに至ることはないのです。
そして最終的には女性は乱暴で愛情のない男性とのセックスを拒むことになるのです。
これは男性にとっても悲劇です。
女性との幸せな関係を望むなら男たちは女達の本当の声と本音を知らなくてはなりません。
本当に女達を喜ばす愛撫と挿入法を身に付けなくてはならないのです。
|女が喜ぶ愛撫と挿入法
これは女性を口説く段階から全く同じです。
キスも愛撫もクンニリングスもインサートも全く同じ基本で行います。
冒頭で述べた
同じテンポでゆっくり優しく長く!
これが原則です。
指先で女性の肌を撫でる時、
キスで相手をメロメロにするとき、
乳房や乳首を撫でたり舐めたりするとき、
クリトリスを触ったり舐めたりする時、
そしてペニスを膣に挿入してペニスで膣や子宮を刺激する時、
セックスのあらゆる行為においてこの原則は実に効果的な動きです。
激しく強く動くことは共にオーガズムを向かえるクライマックスを迎える時に
限定してください。
女性は終わりのない次から次に押し寄せる波のような性的な刺激が
この上なく好みであり性感を高めていきます。
優しくゆっくりした愛撫は女性を安心させて受け入れ態勢を整えていきます。
女性の体は生殖的に敢えて遅らせた炎上を向かえるように作られています。
それが女性が自らの遺伝子の生存の為の生物学的な戦略であることを理解してください。
時間をかけてじっくり最適な遺伝子を選別するのが女性です。
女性は激しさや急激な性的な行動は欲していません。
その場限りの性急なセックスを女性は求めていないのです。
|女性を燃やすセックス法は退屈??
女性を感じさせるためのセックスは多くの男性にとっては
実に物足りないアクションかも知れません。
激しい愛撫やピストン運動、強弱やスペードを変幻自在に変えたほうがより興奮し感じるし、
女性も喜ぶはずと多分多くの男性がお考えでしょう。
同じリズムでゆっくり長時間かけ舐めたり、
ピストン運動することは実に退屈で刺激に欠けると思ってしまいます。
しかし、この「特定のリズムで優しく長くの愛撫法」
こそ最高に女性が喘いで濡れるメソッドなのです。
これまでにないくらい女性の性器が濡れまくりイキまくる姿が目の前で展開されます。
これこそ男性にとって最大の刺激であり喜びであるはずです。
女性のフェイクオーガズムに誤魔化されているあなたのセックスは
変革しなくてはなりません。
単調で愛情ある動きの中にこそ真の性愛の喜びが宿るのです。
セックスは相手の女性が感じてこそ価値があるのです。
是非、ここで自分ヨガりなセックスは卒業してください。
|女を喜ばす愛撫と挿入のポイント
「同じテンポで優しくゆっくり長時間セックス法」を実行する技術的なコツを
最後にお教えしておきます。
それは極めて簡単であり難しいことです。
全ての力を抜く
これに尽きます。
キスやクンニでは舌や唇、ボデータッチなどでは指先や腕、挿入では全身や腰、
これらの力をすべて抜いて自然な体勢を取ることが大切です。
力を込めることは緊張すること、それは女性にも伝わります。
緊張や勃起や性感の高まりを抑制します。
全身の力を抜いて優しく女性を愛撫することで
女性もリラックスし、男子のセックスパフォーマンスを高めます。
スポーツもセックスも一緒です。
力を抜いてこそ真のパワーが先に伝わるのです。
本当に自然体で力むことのないセックスの実行は修行と経験が必要になりますが、
日々心掛けることで実現できるはずです。
力を抜くだけで女性のあなたのセックス評価は格段に上がります。
全ての女性に自然体のセックスで臨む
これは私が求道している極みでもあります。