射精のコントロールを呼吸法で行う術です。
射精は交感神経が興奮して極まることで起こります。
アドレナリンの活性を出来るだけ抑えてセロトニン優位の状態に保つことで
一定の興奮状態にとどまり維持することができます。
快感のプラトー状態の継続です。
概要
|自分の快楽よりは女性のオーガズム
セックスに臨むにあたりやりたい一心でのセックスは
ただ単に自分の快楽を追求することとなり
結果ペニスの持久力もなくなり、射精が早くなってしまいます。
女性にオーガズムをたっぷりと味わせてから自分はイク、
もしくは自分はもイカないでも女性さえオーガズムを
感じてくれたら満足という心がけが必要です。
(イカないセックス:参照)
そのためには最低は挿入一時間は持続できるペニスを
作り上げなくてはなりません。
ポイントは精神的な安定性です。
|腹式呼吸による射精の抑制
常日頃から腹式呼吸を心がけてください。
腹式呼吸は副交感神経を活性化し、気持ちを安定化します。
勃起は副交感神経が主体で起こる生体反応です。
射精は交感神経が主体で起こります。
挿入している間、副交感神経が優位の状態にあれば
射精現象には至りません。
逆に交感神経が優位になり興奮状態が強くなると
射精となります。
|ゆったりしたセックスを心がける
セックスの事前段階から腹式呼吸を心がけ
興奮しすぎないようにし、余裕のあるセックスを心がけましょう。
挿入している間もむやみにピストン運動を繰り返さず、
怠け者の体位で心穏やかなセックスを楽しみます。
ペニスが感極まってきて射精欲が強まってきたら
腹式呼吸を更に意識的に行い、副交感神経を活性化します。
すべての意識を呼吸することに集中することで極まった快感から逃れることが出来ます。
|腹式呼吸でペニスコントロールする
腹式呼吸のポイントは出来るだけゆっくり吸ってゆっくり吐きます。
その際、吐く息を主体にして吸う時間の倍をかけて吐き出します。
へその下の丹田に意識をおいてゆっくり吐き出してください。
この呼吸法は緊張する色々な場面で効果ありますが、
ペニスの持続に自信がないとき情交の度に実践ください。
次第に自分で精神的なコントロールが可能になってきます。
1,2年位で次第に精神的なコントロールが身に付いて
強いてはペニスコントロールも自在になっていきます。
|ペニス挿入時の気持ちの置きどころ
出来るだけ挿入時に気持ちはペニスに集中しないようにします。
どこか別の次元に自分は居て、感じまくっている女性を
冷静な目で監査している感覚を持ちます。
そして腹式呼吸に合わせて気を頭のてっぺんから入れて
丹田に落とし込み、また頭から出していくようにします。
これに集中します。
この呼吸法は禅の意識集中法や瞑想法と共通します。
ペニスを挿入しながら無我の境地を目指すことで快感に飲み込まれる
危険をコントロールします。
すると次第にペニスの興奮も収まって
射精感が薄れていきます。
それでも目は冷静に喘ぐ女性を監査しながら楽しみます。
この呼吸法を身につけ、気を集中できるようになるために
日常的に時間を見つけて15分から30分の瞑想を実践ください。
後日、その詳しい鍛錬法も解説したいと思います。
(参照:性の鍛錬:呼吸法)
|ペニスの持続力強化のまとめ
- 射精のコントロールは腹式呼吸によって副交感神経を優位にする
- 常に女性のオーガズムを優先し、自分の快楽は押さえる気持ちを持つ
- セックスでは緊張感をほどきリラックスすることが大切である
- 挿入中も腹式呼吸で快感を抑制する
- 意識は常に他者に置く
- 腹式呼吸セックスは禅や瞑想法に共通するものがある
Next: 射精を抑え込む法