概要
|HIVウイルスの感染
HIVウイルスは非常に弱いウイルスであり例え感染者と一緒に生活していても
感染する確率は低いのが特徴です。
感染は体液(血液・精液・膣分泌液・母乳)などのウイルスの濃度が高いものとの
粘膜(腸粘膜、膣粘膜、口腔粘膜など)接触によることが多いとされています。
ただし、正常な粘膜からの感染率は低くキズなどがない場合はウイルスは侵入しません。
HIVウイルスの感染は以下のケースが考えられます。
- 性行為
- 血液
- 母子
|性的な感染
性交はお互いの性器の摩擦によって性器に細かい傷などが付いたりすると感染します。
またアナルセックスは特に感性率が高いとされていますが、肛門が切れやすい為です。
アナルセックスはバギナセックスの約5倍感染のリスクが高まります。
ホモセクシャルな男性にエイズ患者が多いのはこの為です。
キスやオーラルセックスでも
口腔や性器に傷が付いている場合は感染する可能性は高くなってきます。
|血液感染
輸血や輸血製剤から多くの感染者が生まれました。
また注射針の使い回しでも感染します。
現在では病院などでは注射針は余り使い回しされませんが、以前は感染源の一つでした。
発展途上国などに未だにエイズ患者が多いのは
使い回しの注射や麻薬中毒者が多いこともあります。
|母子感染
母親から胎児への感染は100%起こるわけではありません。
感染率は25%とされていますが、
出産時の産道出血の血液を浴びて起こる感染や授乳による感染も別途生じています。
|HIVの感染の実態
日本ではHIVの感染率は世界のなかでも非常に低いのが実態です。
高いのはアフリカ・アジア・アメリカ・ロシアなどになります。
特にアフリカのある地域では50%にも達し、平均寿命が著しく下がっています。
これらの地域に旅行する場合は充分注意が必要です。
特にアフリカでは女性や子供にも蔓延しています。
女性とのセックスも控えることが必要です。
|何故エイズは男性が多いか
エイズ患者は先進国では女性より男性が圧倒的に多いのが実態です。
その要因は先に述べてアナルセックスの肛門亀裂とペニス損傷によるものですが、
もう一つ決定的な要因があります。
男性の乱交嗜好です。
男性は多くの相手との関係を持ちたがります。
女性は殆どは乱交を敬遠し、特定の男性とのセックスを好みます。
勿論、売春婦は例外です。
その結果エイズはホモセクシュアルな男性に爆発的に増えたのです。