オカマは差別用語とされています。
オカマは実に幅広くまた侮蔑的に男性同性愛者を指してもいますが、
ここでは自分は女だと思っている男性の性同一障害の人たちを意味することにします。
つまり身体は男子ですが、脳が女性的もしくは女性である人たちです。
その程度は人によってまちまちです。
我々がホモ（ゲイ）と呼んでいる人たちは同性愛者であるのですが
どこがどう違うのか迷ってしまうひとが多いのではないでしょうか。
ゲイは男性同性愛者の人たちであり身体も男性、脳も男性です。
オカマとホモ（ゲイ）とは全く別のセクシュアリテイーになります。
つまりオカマの人たちは単純に言ってしまえば
自分は女であるもしくは女性的であると認識していますので
脳的には異性愛者になります。
女性として男性を愛するわけですから、オカマは同性愛ではないとも言えます。
一方ゲイ・レズビアンは脳も体も自分と同じ性を求めていることになり
同性愛となります。
ゲイ・レズビアンの詳細については別途のページで述べていきます。
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概要
｜オカマの生まれる仕組み
前節の同性愛の生まれる仕組みで既述してきました。
オカマと言われる性同一障害の人たちは
生物学的性別が男性で、性の自己意識が女性である人たちは
「MtF」（エムティーエフ、Male-to-Female）とよばれます。
一方、生物学的性別が女性で、性の自己意識が男性であると考える人たちで
「FtM」（エフティーエム、Female-to-Male）と呼ばれます。
日本ではオナベとも言います。
ＭｔＦ（身体は男で脳は女性）の人たちが何故生じるかは有性生殖においては確率的に必然として生じます。
母親の子宮内でＸＹ遺伝子を持ち、本来は男性になるべき胎児がある時期に
母親からのテストステロンのシャワーを浴びることなく、もしくは不十分であった場合、
身体は男性として形成されてゆきますが、
脳は男性化されることなく本来の初期設定である女性として成長します。
つまり身体は男、脳は女性として生まれてくるのです。
ＦｔＭの人たちは幼少期から自分の身体に違和感を覚えることになります。
｜性同一性障害の強度
ＭｔＦ（の人たちは幼少期より男性的な行動を好まず、
女性的な遊びや女性の衣服、化粧に興味を示します。
異性として女性に興味は示すこともなく男性に強く惹かれます。
しかし、おなじＭｔＦの人たちでも女性度においては
かなりの程度の差を生むことになります。
性別が白黒はっきり分かれない様にＭｔＦの人たちの女性度に置いても
微弱から強ストロングまで連続的な差異が現れてきます。
やや女ぽい男性からもう全く脳の中が女性である人まで様々です。
その様相はテストステロンを子宮内で浴びた分量やタイミング、
本来より持っているテストステロンの強度や
女性ホルモン・エストロゲンの影響度によって
全くそれぞれ多様な性態を示すことになります。
従ってこれがオカマだと限定することは出来ないかもしれません。
｜オカマの女性度の表出
照射されるテストステロンがやや低かった人はすこし女ぽい男子になるかも知れません。
所謂、現代で言う草食系の男性になるかもしれませんし、
中性的で女性の要素の加わったモテモテの男子になるかもしれません。
また照射されるべき男性ホルモンの影響度が全く無ければ
自分は女性であると言う意識を強く持ち男性の身体を忌み嫌い
性転換に至ることもあります。
両方の性を楽しむことの出来る人も存在します。
バイセクシュアルな人たちです。
この人たちは女性も食ベ放題のようです。
現代の女性はオカマには極めて警戒心を無くしています。
また女装だけを楽しんだり、ニューハーフなる人たちも存在します。
脳がどの程度女性化しているかによって様々な生態を示します。
｜ＭｔＦの性別適合手術
ＭｔＦの人たちが女性になる為の性転換手術です。
最近では性別適合手術と呼ばれています。
手術は大まかに言うならば
- ペニスを取る
- 膣や外陰部を作る
- 女性ホルモン投与
です。
膣はペニスを取り去り、穴を作りペニスの皮を反転させて押し込んで膣を作ります。
気になる女性器の陰核（クリトリス）は亀頭部分の一部を縮小し形成いたします。
ペニスは元々発生学的にはクリトリスが元になっています。
（参照：ペニスとクリトリス）
こうして形状的にはほぼ完璧なバギナ、外陰部、クリトリスが作られますが、
子宮などは作ることは不可能であるために妊娠機能はないことになります。
また費用的にはかなり高額で何度も手術は分けて行われます。
オカマの多いタイランドが比較的まだ安く多くの日本のミスタレデイーが手術に訪れます。
手術後は自分で作れない
女性ホルモンのエストロゲン投与を生涯続けることになります。
エストロゲンの投入は続けると乳房が膨らみ、脂肪が付いて柔らかで
女性的な体になってゆきますが、
性感も女性のような快感を得るようになってゆきます。
性適合手術はかなり完成度は高いのですが、
男の喉仏だけは残ります。
最終的にはこの喉仏の摘出を行います。
オカマか本当の女性か判断できない時は
この喉仏がいい目安になります。
｜オカマとのセックス
さて最終手術が終わってもしばらくの間はセックスは出来ませんが
その間は穴がふさがらない様にデイドルなどを入れておきます。
落ち着いた段階でバイブやデイドルを使ってオナニーを行うように医者に進められます。
女性としての性器の機能を高めていよいよ男性とのセックスに至ります。
エストロゲンの投与を続けることで本物の女性器に近い性感が生じてきます。
やがて女性と同じくオーガズムも体験すると言います。
バギナもしっかり愛液で満たされるＭｔＦもいますが、
濡れないためにジェルなどを使うことも人もいます。
性転換手術を行っていないＭｔＦ、ニューハーフと言われる女性は
女性ホルモン投与していることが多く
全体的に脂肪が付いてゆき乳房も膨らみ女性らしい肌になっていきます。
その為に一見女性と区別がつかない人も多くいます。
しかし、彼女たちはペニスはまだ所持していることになります。
この人たちとのセックスは基本的にはアナルセックスになりますが、
アナルに挿入されたＭｔＦのペニスは強く勃起して最後は射精して昇り詰めます。
また売春を行っているペニス持ちのニューハーフは素股で誤魔化したります。
そのテクニックは高度で個室喫茶などやカラオケなどで暗くすることで
気づく男性は少ないそうです。
逆にそのテクニックで女性より気持ちがいい筈と豪語しています。
ペニス持ちのニューハーフは男性のアナルへ挿入することも好み、
肛門内で射精します。
ペニスを挿入された男性は前立腺を刺激されて通常のこれまでにない性感を
体験します。
オカマやニューハーフとのセックスは元々は男性であったために
男の性感の壺や心のポイントをしっかり捕まえていて
気持ちの良さは女性の比ではなく、一度味わうと止めなれなくなります。
特にペニス持ちのニューハーフとのセックスでは
異次元の性感を体験できるのです。
ＭｔＦの人たちは元々は本物の女性ではないために
一生懸命男性に好かれるようにセックステクニックを研究しています。
仕草や態度なども女性以上に女性を感じることもしばしばですが、
フェラチオなどのテクニックは女性の比ではありません。
ペニスがどうすれば喜ぶかは自分で体験して理解しているのです。
｜オカマの脳はハイスペック？？
脳が女性化していると言うことは
コミュニケーション能力には優れた資質を発揮します。
会話も男性に比べて非常に幅広く人の観察能力にも長けています。
マツコデラックスのように女性でもあり男性でもある脳は男性の特徴である
論理性も兼ね備えて鬼に金棒であることが多いようです。
精神的にも幼少期より厳しい現実に遭遇して試練を受けて
かなり鍛えられています。
現在、タレントや芸術家として所謂オカマやオネエキャラが活躍しているのは
この両者のスペックを兼ね備えた創造性によるものと考えられます。
特にオカマバーの楽しさは彼女たちのそのマルチな才能によっています。
男性女性を問わず楽しませてくれるその努力とテクニック、話術には
何時も感動しています。
中には営業上のオカマも多く存在しています。
女性のオカマに対する警戒心のなさを利用して多くの女性を食べているオカマも
いることも事実です。
勿論、男性女性とも性対象として楽しむことのできるバイセクシュアルな
羨ましい位性を堪能しているＭｔＦもいるそうです。
｜オカマの社会的な意義
このように現代社会ではオカマ的な男性はより多くの活躍の場面を得ています。
一昔前まではオカマ的であることは軽蔑的な要素でしたが、
ようやくその能力を最大に発揮できる場が作られてきたようです。
現代ではオカマ的であることは非常に大きな武器となりうるのです。
社会が求めてきているようです。
残念ながらコミュニケーションの能力や感受性は男性的である男子に
は極めて不足しています。
現代以前ではオカマ的な男性は種族や家族を継承してゆくためには
大きな役割を担っていたようです。
特にアジア文化圏においては
その男でもない女でもない中性的な性は第３の性として重要でした。
家族や子供の世話係りとして裏方的に人々を支えていました。
第三の性は人類の発展の上で生物学的な必然であったともいえます。
インドでは性同一性障害者はヒジュラというカーストに属して
集団生活を行っています。
大半は自ら、自らの心の女性を認めて去勢して集団に参加してゆきます。
かれら？？はお祭りや結婚式などで芸を振舞うことで生計をたて
インド社会での存在価値を保持しています。
インド人たちはヒジュラは神が作りしものとしての大切な存在として
捉えています。
戦略的なオカマ
オカマクラブなどには、営業上や戦略上でオカマを装うっている男たちが存在します。
心も体も男性なのですが、オカマを演じることで生計を立てているのです。
また、オカマを演じることで、女性の警戒心を緩ませて、
女性と性交する戦略で大きな成果を得ることが出来るのです。
この手の似非オカマは、人間界のみならず、一部の霊長類の中にも見ることが出来ます。
ボス的なオスの目をごまかし、メスとしてメスに近づき、性交し子孫を残すという
弱者の知恵戦略です。
オカマバーの似非オカマは通常の男性以上大きな成果をあげています。
オカマに気を許しては出し抜かれることもあることは覚えておいたほうが
いいかもしれません。
｜東南アジアの可愛い女性はオカマです
タイやインドなどの東南アジでは性転換して女性として生きてゆく男性は
あたり前のように日常生活の中で存在しています。
日本のように特殊な存在ではありません。
タイで夜の街に遊びに出てみるとあちらこちらで性転換したニューハーフが
働いています。
タイの繁華街の飲み屋さんはホステスのお持ち帰りＯＫの店が多いのですが、
モデルのようなスタイルの娘だけは選ばないことです。
殆どは元男性です。
寧ろ本物の女性はお尻が大きくて胴長で不格好です。
特にお尻が小さくてオッパイが形が良くて
顔が日本の抜群に可愛いＡＫＢ的な女性は１００％作りものですので
最初から覚悟して持ち帰りください。
老爺心ながらのご注意です。
