セックスの快感に夢中になることは素晴らしいことですが、
セックスを楽しむためには男性は女性を孕ませないことがまずはルールです。
女性の子供が出来る日出来ない日、
安全日と危険日の知識くらいは持っておきましょう。
世の中の生半可な知識をかじって失敗しないようにしてください。
概要
|生理周期を知る
我々男性は女性が安全日とか危険日とかよく耳にしていますが、
その正確な意味を捉えている人は少ないように思います。
女性の生理周期における排卵日と妊娠の関連性を知っておくことは
女性と快楽を歓楽するために必須な知識と言えるでしょう。
欲情に任せたままのセックスで妊娠となってしまい、
お互い苦しまなくて住むためにもまずはこの危険日、安全日の関係を理解しておきましょう。
|オギノ式避妊
オギノ式避妊法、この言葉も多くの男性はこれまで耳にしているはずです。
荻野久作という学者が発見した月経周期における女性の妊娠時期を割り出した理論です。
本来は不妊治療のために考えられた理論ですが、いつの間にか逆転して
避妊のための方法論になってしまいました。
その根本的な考え方はこうです。
女性の排卵は月に一度、月経周期が28日の人で14日目におこります。
しかし女性の卵子は排卵後24時間くらいで死んでしまいます。
一方、男性の精子は一週間くらい寿命はあるのですが、
受精能力は射精後3日でなくなってしまいます。
従って女性がセックスで妊娠可能な時期は体内射精で
排卵日前3日から排卵日及び次の日の5日間ということになります。
安全をとるなら排卵日前4日、排卵後3日間の合計7日間は
中だしセックスを控えれば妊娠しないことになります。
しかし、この荻野式は極めてリスクが高い避妊法になります。
何故なら、女性の生理周期は非常に不規則で、
即ち排卵日も大幅にずれることが良くあります。
特に妊娠能力の高い若い女性ほど不安定です。
(参考:排卵日予測)
25日周期の人・・・生理開始から11日目排卵日
26日周期の人・・・・・・・・・12日目
27日周期の人・・・・・・・・・13日目
28日周期の人・・・・・・・・・14日目
29日周期の人・・・・・・・・・15日目
30日周期の人・・・・・・・・・16日目
31日周期の人・・・・・・・・・17日目
32日周期の人・・・・・・・・・18日目
33日周期の人・・・・・・・・・19日目
34日周期の人・・・・・・・・・20日目
35日周期の人・・・・・・・・・21日目
|基礎体温法避妊
そこで正確に排卵日を知るために考案されたのが基礎体温法です。
男性は基礎体温が一定ですが女性は基礎体温は高温期と低温期の
二つに分かれます。
女性は月経が始まると排卵日まで低温時期が続きます。
排卵すると一気に体温が上がり高温時期になります。
その温度差は0.3度から0.5度の間です。
これはプロゲステロンという排卵後に卵巣から分泌されるホルモンによります。
プロゲステロンは体温をあげる作用があるのです。
このことを利用して妊娠時期を避けようとする方法ですが、
これも問題があります。
排卵期が先にづれた場合は対処が出来ないことと
こそ体温は午前3時から6時の間に計ることが必要です。
女性は若い時には生理が不安定であり
ストレスなどによっても大きくずれてきます。
この基礎体温法はどちらかというと妊娠するためには効果がありますが、
避妊には万全ではありません。
|男性が利用すべきこと
女性が妊娠するのは排卵日を挟んで一週間とおおむねで覚えておきましょう。
更にこの女性が何日生理周期化かと今生理開始から何日くらいかは
女性ごとに掌握しておきましょう。
妊娠の可能性が高いと思われるときは避妊には万全を期しましょう。
そして大切なことは月経周期によって女性の精神状態が極めて劇的に変化することを
覚えておかなくてはなりません。
女性によっては御機嫌が悪魔へと変貌するPMSなる現象が現れます。
このようなときには決してセックスのお誘いをしてはなりません。
詳しくは女性の生理周期とエストロゲンをご覧ください。
|生理周期によって女を口説く
またそれとは別にこの生理周期を女性を口説くために
積極的な活用を図ることが出来ます。
女性は排卵日前後と生理前直前は性欲が高まります。
この時期はそれまで落ちなかった女性が意外にも口説くことが出来たりします。
排卵日前後は特に性欲が高まり浮気にも走りやすいと報告があります。
女性は生殖的な本能に動かされて男の精子を求めているのです。
この時期を狙って口説いてみることも一つの手段です。
ただし、排卵日と思われるときのセックスはコンドームの装着は忘れてはなりません。
基本的には危険日とは排卵日を挟んで前四日、後ろ三日の一週間です。
精子は最大一週間膣内で生き続けることもお忘れなく。
本当の安全日とはそれを加味してのことになりますが、
女性の生理は極めて流動的です。
従って100%安全日はないとも言えます。
比較的、生理直前2~3日と生理の間、直後2~3日は安全ですが、
排卵が前後になっている可能性もあります。
特に若い女性は生理周期は不安定です。
30半ばから40代の女性は安定しています。
|安全日と危険日のまとめ
- 排卵された時、精子は受精する
- 精子は膣内で3日ほど生きるとされているので排卵日の一週間前後が危険日になる
- ただし、元気な精子は1週間生きる
- 女性の生理は不安定である。特に若い女性は生理は前後する。
- 100%安全日はないものと考える
- 特に危険日は避妊は充分行う
- 排卵日前後は女性は口説きやすい