精力の衰えを訴える男性をターゲットに様々な精力剤が販売されています。
勃起薬と精力強壮剤は基本的に違います。
その違いをしっかり認識して自分の目的に合った精力強化剤を選んでください。
概要
|強壮剤とは
媚薬とはつまり広い意味の精力剤は大きく分けて、
の3つに分類できます。
1の化学的な薬剤は、ED治療薬のバイアグラやヨヒンビンが代表的なものになります。
2のホルモン系の薬剤は、男性の場合はテストステロンになり女性はエストロゲンが
その主な成分になります。化学的に合成されます。
3の精力強壮剤は
1のように化学的に勃起を強制したり、
2の合成の性ホルモンを外部から補充して性欲性力を促進する手段ではなく、
男性が本来持つ精力性欲を自然の生薬を中心にして
自然のままに向上させる人間の知恵による精力増進法です。
人類始まって以来の経験的に蓄積してきた
自然に存在する植物動物鉱物の効能を活用して
生殖力の増進をは計っていきます。
その中心にあるのはそれぞれの民族や文明に伝統的に使われてきた自然薬学です。
それらは滋養強壮剤とも言われます。
有史以前より漢方、ハーブ、和漢、民間伝承、部族伝承などで利用されて人類の知恵です。
「壮」とは「意気が盛んで勇ましいこと」を意味します。
その男性を肉体的に根本的に元気にすることで精力を向上させる考えです。
根源は普段の食に性の活力の源はありますが、
強壮剤はそれらの性に良いとされる食物のエキスの集約と考えることができます。
|強壮剤は漢方
強壮剤は例えば漢方をイメージする分かりやすいと思います。
西洋医学以前は
病気の治療は漢方的な処方で人間の内臓全体の働きを活発にし
生命の気を高めることとしてきました。
その時代、薬とされるものは自然の中に存在するものであり、
主に植物の抽出物や動物の部位が中心です。
経験的に収得した植物動物の効能を活用していますが、
精力強壮剤はそのなかでも
人類の永遠の性の快楽を求め続けた集約と言ってもいいでしょう。
精力強壮剤はセックスに必要な栄養素や性機能をより高める成分を多く含みます。
その結果は生殖器の組織や器官全体の基本的な働きを活性化し、
より高いセックスの活力を獲得できるのです。
体全体の生命力を高めて生殖能力を高めっていく間接的で
結果論的な精力剤と認識ください。
正確には滋養強壮剤と思うべきです。
その為に速攻性はあまりありません。
強壮剤は漢方と同じような効き目のスピードです。
時間をかけてこれらを摂取することでセックスの基礎体力を向上させるものです。
性ホルモンの分泌や生殖器の機能の基礎的な性能を向上させるもので
その場しのぎの処置手段ではないのです。
バイアグラや性ホルモン剤のように数時間前に
飲めば効いてくるものではないことは前提として取り入れなくてはなりません。
その効果が表れるには数カ月は必要と考えてください。
|強壮剤の利点
生薬系の強壮剤は勃起不全役の化学系の薬剤やホルモン系の精力剤と違って
副作用が余りありません。
心臓病や糖尿病、心身症で神経薬を飲んでいる人なども
服用が可能です。
基本は人が食べることの出来る物から生まれた生薬ですので
中毒もあまりなく禁断症状もありません。
極端な摂取を行わない限り、その処方箋に概ね従っていれば
体に悪いこともありません。
むしろ滋養効果が期待でき、精力だけでなく体全体が健康になっていきます。
しっかりと効能が認められる強壮剤で長期の取り組みを行うことは
健康増進にもつながっていきます。
|強壮剤を盲信しない
強壮剤の多くは科学的にその効能を証明はされていないものが多くあります。
その成分の効能の多くは伝承的であり、
またその動植物の姿形や生態からくるイメージで
セックスの効能と結び付けられてもいます。
ペニスの形をしているだけペニスに効果ありと信じられたり、
長時間に及ぶ性交を行う動物である故に
その体、もしくはその一部は人の精力を高めるうたわれたり
根拠としては少し眉つば的なものも多くあり、迷信的な面は否定できません。
業者の多くはそれらの根拠のない伝承やイメージを活用した商品を販売しています。
プラシボ効果による信じ込みも多いものと思われます。
結果的に効果があればいいのですが、
多くの強壮剤は極めて高価であることも忘れてはなりません。
臨床的に効能があると認められているかこれまで効能が多くの人に支持されているか
その業者の信頼性などをチェックして利用することが必要です。
繰り返しますが、強壮剤の多くは高価です。