男と女は、男性ホルモンであるテストステロンと女性ホルモンであるエストロゲンによる化学的な作用によって、より男性的もしくより女性的の性質を持つことになります。全ての男女はこの2つの物資から受ける影響度によって、それぞれの性的な行動や反応に特徴を持つことになり、そこから相手の好みやセックス時の嗜好が生じてくるのです。
そして、男女の性ホルモンによる嗜好性によって、セックスにおける最適な組み合わせが決まってきます。つまり、セックスや恋愛の相性の良し悪しは、お互いの性ホルモンの相対値によって決定されてくるといっていいでしょう。
(参考記事)
概要
求め合うエストロゲンとテストステロン
エストロゲンとテストステロンは、結果としての作用は正反対ですが、互いに引き合い、激しく反応する特性を示します。女性ホルモンは、男性ホルモンを求め、男性ホルモンは女性ホルモンに惹かれるのです。
そして、男性ホルモン・テストステロンは陽であり、女性ホルモンエストロゲンは陰となり、陰陽の法則を織りなしています。陰陽の法則では、対極するものが求め合い、助け合い、創造の源泉となり、森羅万象の起源と言われています。性愛の世界では、2つが合体した時に、この陰陽の法則によって、お互いが激しく核反応し、大きな法悦とエネルギーが生み出されていきます。男と女を形成する男性ホルモンと女性ホルモンは、その性質をまるで異にすることで、それぞれの凹凸がうまくハマり合い、性と生の熱源となっていくのです。
男女が同じレベルの性エネレギーを持つこと
一人の男と女が出会い、強い性愛で結ばれていくためには、お互いの男性ホルモンと女性ホルモンの活性状態のレベルが同位であることが、重要なポイントになります。高レベルのテストステロンを持つ男性には豊富なエストロゲン反応が必要であり、エストロゲン豊かな女性にはテストステロンの比率が高い男性が最適になります。お互いの性ホルモンが100%反応し昇華されることで、最大の悦楽が創生されていくからです。
わかりやすく言えば、男と女の性欲のレベレや快感レベルが同程度であることが、互いの愛情が深まり、関係が継続していきます。それが男と女の相性と言うものになっていきます。
特に長期で付き合う愛人や結婚相手を選ぶときには、この性愛エネルギーレベルに大きな差異がないことが大切になります。性欲が強い男性が、あまり性的に活発でない女性を選択すれば、その男性の強い性欲に女性はやがて応じてくれず、男性は欲求不満に至ります。また、性的にそれほど活発でない男性が、テストステロンが強タイプの女性と結婚した時には、その女性の旺盛な性欲に閉口することになります。持て余した性欲はどこかで発散されることになり、不倫や浮気となってやがて関係は破局します。
一方、性的に活発な男女がパートナーになることで、お互いは激しく求めあい、終わりのないセックスが繰り返され、最高のセックスライフを楽しむことが出来、離れることが出来ない最良の関係となるでしょう。全く真逆に、性的に淡白な人は、性欲が薄い人を選ぶといいことになります。
自分の性的な嗜好や衝動をよく理解する
自分の性欲やセックスパフォーマンス、セックス嗜好にて適合したパートナーを見つけることが、人が幸せな人生を送るためには非常に重要な要素になります。自分の男性ホルモンの活性度を推し量り、それに見合った女性を見出すことが、その人にとって最適なセックスライフを満悦するキーになるのです。充実したセックスタイムを過ごすことは人生の中でも最も大切な事柄です。
どんなに美しく心優しき女性であっても、性的に満足を得ることが出来ない愛人恋人は意味はありません。幸福や安らぎは、肌感覚によって生み出されていきます。個々の存在の実体は、感じることによって実感されるのです。最高の快楽こそ、人生の至福です。
男と女は陽と陰、プラスとマイナス、凸と凹、鍵と錠です。陽は男性ホルモン(テストステロン)であり、陰は女性ホルモン(エストロゲン)です。相手のホルモンタイプとレベルを意識して、自分に合った鍵穴を見つけ出すのです。女性のホルモンタイプは、大きく分けてエストロゲンタイプとテストステロンタイプと並立型、軽薄型を認めることが出来ます。これから、順番に見ていきましょう。