迷走神経は女性の性感帯を繋ぎながら子宮に至ります。
クリトリスの性感とは違うもう一つの性感の神経系統と作っています。
迷走神経はボルチオオーガズムを作りだしますが、開発が必要です。
概要
|迷走神経は副交感神経機能の脳神経
迷走神経は、延髄から出ていて構造的には10番目の脳神経ですが、
あくまでも構造的な分類であって、機能的には体性神経・自律神経の
どちらも担っています。
延髄から出て頭部、頸部,胸部,腹部へと伸び、ほとんどすべての
内臓に分布して,感覚,運動,分泌を支配しています。
脳神経でありながら腹部にまで達しており,その末梢分布が複雑で
わかりにくかったので,迷走という名がつけられました。
具体的には、のどなどにいく迷走神経は体性神経(感覚神経と運動神経)なので
感覚・運動を司りますが、臓器に行く迷走神経は副交感系の
神経になります。
口の中でも迷走神経が多くの筋肉を支配し、発話や咽頭を開くことに
きわめて重大な役割を担っています。
特に肺の呼吸と心臓の心拍数に大きく影響を与え、
脳と心臓の連携に、大きく関わっています。
迷走神経と子宮オーガズム
子宮や子宮頚などには刺激を感じる感覚神経はありませんが、
それでも子宮オーガズムなどの強い快感が起こされます。
これは迷走神経で子宮と脳はつながっていて経験と開発によって、
外陰部などの性感とは別神経ルートの快感ルートが生み出され、
クリトリスなどの骨盤内臓神経の脊髄神経系の快感とは次元の違った快感に
至るものとされています。
つまり子宮オーガズムは開発型の迷走神経ルートのオーガズムであり、
迷走神経オーガズムともいい、
オキシトシンが深く関与し、オキシトシンオーガズムになります。
クリトリスや小陰唇などの外陰部のオーガズムは脊髄ルートの
知覚神経によるオーガズムであり、骨髄反射オーガズムであり、
ドーパミンが主体に働くドーパミンオーガズムと言えます。
このことは男性は明確に意識しておく必要があります。
即ち
別神経ルートで起こる!!
ということを。
殆どの女性は表層的なクリトリスオーガズムの体験で
一生を終えています。
女性の性感ネットワークの形成
そして迷走神経はそのルート上には女性の強い性感帯が存在する
のは偶然ではないと考えられます。
耳のクリトリスや耳介裏の性感帯、口の中のクリトリス、首筋の性感帯、
鎖骨の性感帯、乳房・乳首の性感帯、そして膣奥・子宮の性感ポイント
これらの女性の性感帯はすべて迷走神経のルート上に存在します。
それらはリンパ節の性感帯とも重複もしています。
(参照;性感アップのリンパマッサージ)
この求心性の迷走神経ルートの性感帯は謂わば、子宮と脳の直結ルートであり、
我々、男性にはない深くて女性だけが味わえるオーガズムです。
その快楽は長く、繰り返し襲来する絶頂の秘密がここにあるのかもしれません。
女性は子宮と脳の間は快楽神経で直接的に繋がれているのです。
しかし迷走神経オーガズムは、発現には必然性はなく、
多くの女性の場合に必ずしも起こるものではありません。
個人的な体験や施術や体質によって大きく左右され、
女性の精神状態や生理状態にも影響されてきます。
そしてそこに女性の迷走する心とオーガズムの本質があるのです。