アドレナリンは生命を守るためには極めて重要な役割を果たしていますが、
多くの男性はこのリスク回避の仕組みによってアドレナリン反射による
勃起不全を起こします。
特に年齢を重ねるとセックスにおける影響が強くなてきます。
この仕組みを理解しておくことも大切です。
|危機に対する防衛反応
哺乳類動物における生体防衛のひとつです。
生命の危機や極度の緊張に遭遇した時に、人間はストレスホルモンである
アドレナリンとコルチゾールを多量に分泌して
その危機に備える反応が起きます。
アドレナリンは血中に放出されると主要器官の血流がまして
血糖値をあげて血圧もあげます。
スポーツの際なども肉体的なパフォーマンスをあげてくれ、
またセックスの際にも分泌されて興奮を高めてくれます。
しかし、過剰なストレスを受けると
逆に皮膚や主要な器官でない血流は絞り込まれて、
血流は下がります。
ペニスなども過剰なストレス・緊張で血流が下がり、皮膚温度も低下し、
感覚も鈍くなります。つまり、勃起不全(ED)になります。
心因性のEDの原因はこのアドレナリン反射によります。
憧れの女性との初めてのセックスなどの緊張場面で男性にとっては
ありがたくない時にも起こってきます。
(参照:アドレナリン・興奮ホルモン)
(参照:コルチゾール)
|中高年で頻度が増す
40代50代になると、仕事上のストレスなどからこの反応がしばし起こり、
勃起不全(ED)にいたります。
ストレスが過多になると、体の中の交感神経の
働き が活発になり、アドレナリンの分泌が多くなりこの現象が起こってきます。
勃起自体は、副交感神経が支配していますので、
呼吸法などでリラックスすることで副交感神経を活性化することが重要になります。
仕事の責任が増してストレス 過多の状態になってきたり、
出世ばかり気にしていますとアドレナリン反射が頻繁におこり、
勃起力は弱くなり早漏にもなったりします。
そういう時に、たまたま失敗すると、今度は、また、うまくいかな いのではないか
という不安でますます、アドレナリン反射起こり、勃起しにくくなります。
仕事に対するストレス・人間関係によるストレスにセックスに対するストレスが
加われば、更に奈落の底にとされてしまいます。
男は辛いよです。
(参照:精神的なストレスによるインポ)
(参照:年齢的なED)