テストステロンは男性のセックスを司り、左右するホルモンです。
男性機能の低下は即ちテストステロン値の低下によることがほとんどです。
その対処には外部からテストステロンを補充する手段が有効です。
概要
|男性ホルモン・テストステロン
男性向けホルモン系の精力剤のほとんどは男性ホルモン・テストステロンを含みます。
テストステロンは第二次性徴期に大量に分泌されての作用は以下のような役割を果たします。
- 男性性器の発育・成熟
- 体毛・ひげの発毛
- 声変り
- ニキビ
- 性欲の高まり
- 筋肉・骨格の成長
- 男性的な精神の育成
皆さんはこの過程を既に過ごしてきています。
思春期の強烈な性欲や1日に何度も自慰したくなる桁外れの精力と勃起力は
大量のテストステロンの分泌によるものです。
この時期は性欲の上昇とともに女性に対して恋愛感情を強く抱くようになります。
恋愛はセックスへの一連の誘導現象でしかありません。
|年齢によるテストステロンの減少
このテストステロンは20代前半をピークに、分泌される量は次第に減少傾向に転じます。
60歳前後になると男性ホルモンの生成量は20代前半のピーク時と比べておよそ半減しますが、
女性のエストロゲンのように閉経によって急激に量を減らすことなく
生涯テストステロンは分泌され続けます。
しかし、それも個人差により前後し男性によっては60歳で1割にまで減少する人もいます。
テストステロンの減少で以下のような症状が見られてきます。
- 性欲の低下
- 勃起不全
- 半勃ち
- 中折れ
- 精子減少
- 射精感の低下(ダラダラ射精)
- 気力体力活力の衰え
またテストステロンはストレスやプレッシャーによっても大きく減少し、
年齢によることなく上記の悲しい症状は起きてきます。
特に働き盛りのビジネスマンに突然かつしばしば勃発する症状で
大抵の人は一度は経験するはずです。
(*心因性のEDにはヨヒンビンがお勧めです)
この現象にしっかりした対抗策を是非用意しておく必要があります。
男の幸せの半分はいい女をひたすらよがらせることですから
それがとんだ恥かきになってはいけません。
|テストステロンの補充増量
テストステロンによる精力の低下にはやはりテストステロンの
体内量の増加を目指すことが最良の対応法になります。
テストステロンの増量の最善法は自らの生成能力を維持向上を図ることが一番です。
日々あらたな恋愛をもとめる冒険心を忘れず、
加えて滋養強壮剤を適正かつ継続的に摂取して体の内部から
テストステロンを醸し出していくことこそが正道です。
しかしながらこれらの対処法は時間を要する強精法です。
現代の色情症的性欲に悩み苦しむ女たちは決して待ってはくれません。
とりあえずはこの場忍びの方策も止むえないこととなります。
そこで有効なのが男性ホルモン系の精力剤です。
極めて即効性がありかつ絶大な効果を期待もできます。
|男性ホルモン系精力剤とは?
現在、2種類の精力剤が販売されています。
経口剤と塗布剤(とふざい)の二種類です。
つまり直接飲んで体にテストステロンを取り込む方法とペニスなどに直接塗って
テストステロンとして体内に取り込む方法の二種類です。
これらは 第1類医薬品に指定されていて薬剤師の説明のもとに購入する必要があります。
しかし、ネット通販でも購入可能です。
|経口男性ホルモン精力剤
このタイプは人工的に合成されたメチルテストステロン(エナルモン)が配合されています。
テストステロンはそのまま飲んでも体内に取り込まれないために体内吸収することができる
メチルテストステロンの形で飲用します。
飲み薬としてホルモン精力剤はほとんどがこのメチルテストステロンが配合されています。
メチルテストステロンは素早く効果を表します。
市販のホルモン剤はこのメチルテストステロンの効能をメインにして
それぞれ補助的に様々な薬剤強壮剤を調合しています。
男性ホルモンの補充によりED(勃起不全)、中折れ、半勃ち、
中高年早漏、オーガズム時の快感向上、精力増強などの効果が期待できます。
ただし、糖尿病や前立腺肥大の人などは服用は避ける必要があります。
代表的な商品には
- プリズマホルモン
- 金蛇精(キンジャセイ)
- 活力M
- バロネス
- 延寿回生(エンジュカイセイ)など
があります。
|塗り薬タイプ
軟膏タイプでペニスや睾丸に塗るタイプですが、
男性ホルモンはメチルテストステロン(テストステロン)軟膏剤となっています。
テストステロンは極めて速やかに皮膚から吸収されて
かなりの即効性の精力向上が見られます。
直接塗ることでED、中折れ、加齢による早漏、半勃ち、精子の増量、精力増強などに
効果が見られます。
- アイクリーム男性用
- オットピン
- ヘヤーグロン
などが代表的なものになります。
これらの塗り薬は糖尿病の人たちも服用が出来ますが、
前立腺肥大の方たちは避ける必要があります。
|テストステロン系精力剤使用の注意点
これらは男性ホルモン系の精力剤は医薬品に指定されているように
効果は抜群ですが、その反面副作用も大きく出ます。
テストステロン系は外部から取り入れることで一時的には大いに効果がでますが、
継続的な服用で自らの男性ホルモン生成機能を衰退させてしまいます。
したがって利用する場合は既に男性ホルモンが枯渇している高齢者や
一時的な服用での機能の復元による自信の回復、
かなり緊張すると予測される女性とのセックス時、
狙っていた女性をいよいよ落とす詰めのデート時など
使用は限定する必要があります。
特に40歳以下の人の長期的な使用は控えるほうがいいようです。
自己のテストステロン生産能力はまだまだあるはずですので、
自然の強壮剤や自己の性鍛錬で基本は対処します。
上記のような限定されたときに限って服用しましょう。
高齢の男性、たとえば80歳や90歳の方などの既に枯渇したような方などは
摂取量に注意の上、長期的な服用はできます。
|テストステロンの副作用
男性ホルモンはまた発がん性も指摘する研究者も多くいます。
男性ホルモンの強い男性は短命とも言われています。
映画俳優やスポーツ選手で男性らしい魅力的な人ほど早死にするのは
その魅力はテストステロン値の高さから来ていて、
このホルモンの影響が大きいからとも言われています。
前記のように糖尿病や前立せん肥大や肝臓病のなどに人たちも避ける必要があります。
テストステロンの摂取によって皮脂が増え、ニキビが増えたり、
体重の増加、肥満、高脂血症、心疾患を発症するリスクが高まります。
またコレステロール値が上り、、ホルモンのバランスが崩れるため、
情緒不安定になったりする人もいます。
長期の服用にあたっては出来れば医師の指導のもとに行うことが最善です。
しかしほぼ健康な人が短期的にかつ単発的には男性の誇りのためには
非常に効果的です。
その効能をよく熟知の上にうまく使いこなしてください。
|ホルモン系精力剤のまとめ
- ホルモン系精力剤の主成分はテストステロンである
- 男性は20代をピークに次第にテストステロン値が低下する
- 男性機能はテストステロンによるものである
- EDなどの治療には自己生産のテストステロン値を高めることが最良である
- 緊急時や高齢者は外部からの補充が有効である
- ホルモン系精力剤には頓服タイプと塗布タイプがある
- いずれも効果抜群であるが副作用もあるので使用には制限がある
- ホルモン系精力剤は医師の指導のもと行う方が良い