唇は女性の性感愛撫の重要な武器になりますが、
多くの男性は舌先の動作に夢中になり、その使い方は特に意識してないのが通常です。
一味違う女性性感刺激を追求する男性は唇の効果的な使用法にも
様々な工夫が大切になります。
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概要
唇とはセックスの道具なのか？
唇は解剖学的には口唇と言われ、消化管の入り口になります。
栄養の取り込み口として重要な役割を担っています。
発生学的には内臓や呼吸器などと同じ内胚葉性であり、
皮膚や神経などの外胚葉とはルーツを異にしています。
口唇は哺乳類だけに見られる器官で、おっぱいを吸うために発達したものと考えられています。
特に人類は内側の粘膜が外にめくれて分厚くなった形で存在し、
その感触は特有なものになっています。
唇には神経細胞が密集して存在し感度は非常に高く、
栄養の取り入り口のセンサーとしても機能しています。
唇の外側には筋肉組織が配置されていて指先程ではないにしろ、
比較的器用に動かすごとが出来、言葉をしゃべったり、表情をつけたりなどの
様々役割をもっています。
これは特に幼児期に母親の乳首をさぐったり、乳首を刺激して授乳を促したり、
有害なものが体内に入り込まないように監視するなどの役割のために
敏感且つ機能的になったものと思われます。
哺乳類などでは接吻やフェラチ、クンニリングスなどの性的な行為も
口唇を使って行うことが知られています。
特に人類は性的な行為においてはかなりの重要な役割を担っています。
一説では人の唇がめくれて外に露出しているのは、
人類が2足歩行を行うようになったことにあるとされています。
2足歩行でメスの外性器が下向きになり、雄を誘う挑発行為が出来なくなったために、
その代用として唇が女性器を模して進化したと言われています。
サルなどではメスは発情すると外性器が赤く腫れあがりますが、
唇が捲れて赤みを帯びて分厚くなったのは疑似的な女性器ということなのです。
唇が赤味を帯びているのは透明な皮膚の下の毛細血管によるものです。
そして女性は唇をより赤く見せるために口紅を塗って、
自分の成熟度を男性に示します。
人では内皮粘膜が外に露出しているのは唇だけとなっています。
女性のバギナでさえ、陰唇などで囲まれて外には露出していません。
唇は人に性的な象徴として様々な妄想を掻き立てさせます。
唇の外側には筋肉組織が連動して器用に動かすごとができ、
性行為における愛撫の有用な道具として使うことができます。
また男性は指先での愛撫と違ってより神経が集中している唇は
女性の乳首やクリトリスなどの特に敏感な性感部分の肌ざわりを細かく感じることができ、
繊細で優しい愛撫が可能となります。
この柔らかく比較的器用に動く敏感な唇を使って女性に格別な性的な刺激を与えることを
考えてみましょう。
唇を使ったセックステクニック
唇の特性はまずはその柔らかさとその感触です。
また人の口唇（こうしん）は指先の次に器用に動かせる器官になっています。
ペニスと比較して動作の自由度はずっと高いはずです。
これらの特徴を活用した唇を使った女性愛撫が有効です。
唇を使った愛撫法は唇の特有の質感と動作を踏まえて以下の２つの使い方を行ないます。
- 生唇愛撫法
- 口すぼめ愛撫法
生唇での性感愛撫
元々は乳首を吸うために進化した器官であるために、
女性はその感触に非常に敏感に反応します。
さらに捲れた内皮粘膜はソフトで決して女性の体を傷つけることはありません。
その反面、それ自身傷つきやすい事も考慮しておくことも必要です。
女性の皮膚上で唇を何度も愛撫のスライドを行うことで自分の唇の皮膚が傷つきますので
押し当てる愛撫を主体にしてください。
そこで行うことは女性の特に敏感な部分に生の唇を味わってもらう唇愛撫法になります。
生唇愛撫では唇に決して力を込めないことが大切です。
唇を柔かなままで唾液で濡らした状態で使うことがポイントになります。
乳首の生唇愛撫
女性の乳首と唇は非常に相性がいいものになっています。
その感触は女性に取って非常に気持ちいいことは間違いありません。
乳首を吸ったり舐めたりする前に、
女性の乳首に生唇の感触を味わってもらいましょう。
やり方は簡単です。
口を半開きにして乳首を包み込むようして、下唇を乳首の下に軽く押し付けます。
そして軽く2～3度スライドさせてください。
次に上唇は乳首の上部に押し付けます。
そして軽くクスライドさせます。
これを数回繰り返すだけです。
言わば、乳首愛撫の前戯と思ってください。
そのあとに本格的に乳首責めを行います。
セックスの途中でこの愛撫を時々挟むことも有効です。
特にこの技は唇が分厚い男性には有利です。
日ごろ、タラコ唇でコンプレックスをお持ちの方は、
是非その唇を役立ててください。
タラコ唇は内皮粘膜が人より多く露出しているために、
その感触は女性に取ってより心地よいはずです。
（参照）
クリトリス生唇愛撫
ソフト感触の唇は特に敏感なクリトリス愛撫には効果を発揮します。
まだ経験も浅い女性でクリトリスを指で直接触られることを
嫌がる女性に使ってあげましょう。
やり方は乳首と同じですが、下唇を重点的につかます。
クリトリス包皮を剝いた状態で半開きにした唇を優しく陰核に接触させて
軽く押し付けます。
陰核の下部から下唇を押し当てて何度か軽くスライドさせます。
もしくはポンピングします。
本格的なクンニリングスの前に行うことが有効です。
更に半開きにした口からはクリトリスに息を吹きかけることも加えてみてください。
