セックスの快楽の源泉はドーパミン報酬回路の活動です。その快楽に溺れることでセックス依存症で深く悩んでいる人も多く存在します。
ある意味男は全てセックス依存症なのかもしれません。オーガズムを貪る世の
女性も軽度のセックス依存症といえるのではないでしょうか?すべての人類はセックス依存症であるといえるのかもしれません。哺乳類で1年中セックスしているのはチンパジーの仲間のボノボと人類だけであるとも言われています。
概要
セックス依存症の症状
真性のセックス依存症は薬物の重度の依存症と同じメカニズムで発症し、その影響は薬物依存症と同じくかなり深刻です。
一般的に強烈な性的な快感はドーパミン快感回路を強化し、脳はその快楽の再現を要求し、再度のセックスを求めます。その欲求は男女とも同じようにおこりますが、多くの場合、抑制のメカニズムも働き、中毒までに至りません。男性の多くは、その欲求がセックスで満たされない時には、自慰や風俗などで性欲処理し、精神のバランスを保っています。女性の場合は、オナニーで性欲を発散していますが、性的な要求が次第に自然に沈静化していくことも多いようです。
この脳からのセックス要求は男女で表現は全く違ってきます。女性は愛という言葉で性欲を表現し、男性では女性を抱きたいという直接的な情欲となって現れます。
セックスでも薬物と同じようにその快楽の時間と頻度の量で依存度が次第に増してきます。ほとんどの男女は抑制システムも働き、軽度か中程度の依存症でとどまりますが、重大なセックス依存症の要因を抱えている人は、次第に脳は暴走し自分では制御不能のセックス依存症が発症します。そして、家庭の方や社会生活への不適応と様々な問題が起きています。
セックス好きから依存へ
セックス依存症はセックス好きからセックスが日常的に必要になり、そして病的に常にセックスが必要となっていきます。重度のセックス依存症は薬物依存症と同じく次第に快感が鈍化し、益々快感を得るために強い刺激と頻度を求めていきます。何度セックスしても充分満足が得られなくなるのです。
そのためにセックスしてもすぐにまた快感が欲しくなり、相手構わず一日何回も何人とでもセックスする行動を取ることになります。女性の場合は体力的に男性と比較して何度でもセックス可能なために、その度合いは男性以上に深くなります。
また日本人よりは白人や黒人のほうが、基本精力からしてその程度は大きくなり、障害も大きようです。アメリカのデータでは人口の3~5%がセックス依存症であり、男性は女性の3倍の数といいます。異常なテストステロンの分泌も影響していると考えられます。女性の場合は恋愛依存症が多いと言われています。
誰とでも直ぐにエッチしたがる男性がよくいますが、それは単なる好色であるだけで、
依存症としては軽度です。自分の生活を破壊することや周囲に被害を与えていない程度であれば、余り問題ないでしょう。ただ、奥さんは泣いているかもしれません。浮気はあくまでも秘密裏に行いましょう。
セックス依存症の原因
強度のセックス依存症は精神疾患であり、病気です。セックス依存症とはセックスという行為に取りつかれ、無くしたらどうしようという強迫観念です。セックス唯一の支えてして失うことへの恐怖感からセックスをせずにはいられなかったり、性衝動を自分でコントロールできなくなっていたりする状態です。異常な性欲にゆり回される色情狂とは少し違ってきます。ほかの依存症と同じく遺伝的な要因も大きいのですが、その要因としてストレスが上げられています。タイガーウッズがセックス依存症に至った原因は、試合で日々続く勝利へのプレッシャーによるものと考えられます。また日々戦い続ける状況は、特に勝負に勝利することは、確実にテストステロンを活性化し、性欲を強化します。彼にはテストステロンによって高まった性欲を静める必要があったのかもしれません。
セックスのオーガズムが緊張や興奮状態を軽減してくれます。日常的に強いストレスにさらされている真面目な人ほど、この開放感の虜となり、心の逃げ道を求め、依存症者になっていきます。人間関係、恋愛関係や社会的な問題などの大きなストレスを抱えたときに、セックスの快感でしか軽減できないと思いこんでいます。
セックス依存症はまた高い確率で幼少時の性的なトラウマ、性的虐待などに起因しています。若い女性が誰とでもすぐ寝てしまう異常な性行動は、幼児期の性的な虐待が原因であると言われています。人間関係の正常な構築が出来ないストレスから逃避としてまた自らの癒しとしてセックスを用いるそうです。『自分は性的なことでしか人に愛されない』と思い込いこんでいる悲しい女性も多いようです。
セクハラや痴漢、不倫問題などにも性依存症が疑われるケースがあるといいます。セックス依存症は『否認の病』と言われます。自分が病気とは認めたくない、性のことなど人には相談できないと考えて、問題を長引かせてしまいます。
セックス依存症は病気です
セックス依存症は最近ではタイガーウッズの報道でかなり日本でも、病気として認知されるようになりました。あなた自体がこのような真正な依存症であると考えられる場合は、個人の意志では完治は困難です。速やかに専門医の診断を受けることが必要です。ただし、薬物依存症に比べて、セックスの依存症は依存度が低いとされて、治療も可能とされています。
セクハラや痴漢、不倫問題などを繰り返す方も性依存症が疑われます。セックス依存症は『否認の病』と言われ、自分が病気とは認めたくない、セックスの問題で医者には相談できないと考え、問題を長引かせてしまいます。自分で思い当たるような人がいたら是非、専門医に相談して下さい。
ただし、自分の妻と毎日何回もセックスに励むのはセックス依存症にはなりません。
単なる愛妻家か馬鹿です。
女性の中には、
『私は本当に悪い女だ。彼氏や旦那には申し訳ない』
と思いながら、浮気やゆきずりのセックスをしている人は良くいます。セックスで得られる刺激と快感で、止められなくなっている女性たちですが、軽度のセックス依存症と考えられますが、日常生活に支障がない限り、問題はあまりありません。寧ろ、世の男性には有難き存在です。
ただし、拒食症や過食症などとセックス依存症がクロスしている女性は、心になにか問題を抱えているメンヘラである可能性が高いようです。セックスが手軽に出来るからといって、深追いは危険です。
セックス依存症は『生きていること』の確認でもあるようです。セックス自体は『生きている』という実感を頭ではなく、体全体で感じる行為ですが、それが強化されすぎて、自分の存在を確認するためにセックスが止められなくなってしまうことで依存症となる場合もあります。
ある意味ではこの悪魔の性典をご覧の男性は、ほとんどの方はセックス好き、セックス中毒気味程度の方かと思います。程よく、依存症を楽しむことを期待します。
実際に真正のセックス依存症に陥ることは、かなりの要因が関わる必要があります。特に日本人ではその低い精力が幸いして性依存症が少ないのが現実です。
自分の女にあなたのセックスを仕込む
あなたが付き合っている女性をこのメカニズムを応用して、貴方とのセックス依存・中毒に仕込んでみましょう。あなたの終わりのないオーガズムとその深い喜びの洗礼で、もはやあんたなしでは生きられない体に仕立てあげるのです。軽度の中毒で充分達成可能ですが、あなた自身がセックスへの情熱と技術を持つことが必要になります。