女性はイカせれば満足すると考えるのは実に男性的なセックス観かもしれません。
女性はイカなくても性的に満足することもあり、
またイッテも性的満足を得られないことがあります。
男の性的な満足は全ては射精時の快感に集約されますが、
女性のオーガズムと満足の関係を知っておいた方が
これからのセックスには有意義である筈です。
概要
|直線的な男性の性衝動
男性の性行動とそのオーガズムによる満足度は実に直線的に単純に見ることができます。
男性は性欲、興奮、オーガズムという行程を実に機械的にたどります。
男性は性欲を覚えると一直線に射精・オーガズムを目指し
殆どの場合において射精とオーガズムは同時におこります。
男性はオーガズムに伴い満足感を得ますが、
射精時のオーガズムの深度によって満足度は深まります。
つまりペニスの快感が強ければその強度によって大きな満足を得るのです。
その性衝動の発生が単純で反射的なゆえに
各種の性的な刺激を提供するセックス産業が成り立っています。
|女性の性反応
女性の性的な反応は男性の反応のように単純で反射的ではないことは
我々男性はよく知っておく必要があります。
女性においては性的な刺激でただちに性欲がかきたてられて、
愛撫によって性器は興奮してオーガズムに達すると言う
シンプルな過程でないことが多く見られます。
よほど安定的なパートナーとのセックスでないかぎり
このシンプルな反応行程は示しませんが
例え心許すパートナーとの
セックスにおいても常にこの直線的な反応を示すわけではありません。
その行程は極めて複雑で変化に富んでいます。
刺激に対して反応する部位によってオーガズム種類も複数であり
心理的にもまた月経周期によってもその発生は予測的ではありません。
特に女性の性的な満足はオーガズムとは別の次元の現象としてとらえなくてはなりません。
|女性のオーガズムと性的な満足
女性は性欲を感じなくても性的な興奮を起こしてオーガズムに達したり、
肉体的な興奮が起きてから性欲を感じたりするようなパターンを示します。
女性の体は性的な興奮を示していても
自分自身は快感や性欲を感じていないという思うことがよく起こります。
バギナは濡れていても本人は感じていないと主張します。
これはAVを見ている女性がバギナは濡れても本人は興奮していないという現象や
強制的なセックスで男性が声を出していたから感じていたと思い込むことでも
よく知られている現象です。
|女の満足にオーガズムは必須ではない
また女性はオーガズムを感じなくても充分満足を味わうことが出来ます。
その逆でオーガズムを感じていても必ずしも性的な満足を感じるとは限りません。
必ずしも男性のようにオーガズムと性的満足は一体型ではありません。
女性に大切なことはパートナーとのつながりを体感することであり
精神的に満たされることが女性にとっては大切なのです。
|女性にとっての満足度の高いオーガズム
女性が真に精神的な満足を伴うオーガズムを感じるには
愛されているという実感を心から感じることが必要です。
女性の場合は必ずしもオーガズムがそのまま満足と言うわけではないのです。
セックスに入る前の精神的な充実感やセックスの後の安心感と満たされ感が
全て総合的に作用して性的な満足を醸し出します。
そこには必ずしもオーガズムは必要ないのです。
従って抱擁や愛撫だけのペニスの挿入なしでも
女性を精神的には充分満たすことが出来ます。
この女性の性反応をくれぐれも男性的な満足行程を前提に捉えないことが
大切です。
女は触って舐めて入れればいいなどと努々思わないことです。
イカせたから女は満足しているなどと思いこむのは
男性の単なる思い上がりでしかありません。
しかし、その反面イケなくて悩んでいる女性も多いのは事実です。
女性にとって最高の満足いくセックスとは
心と体がオーガズムを感じることなのです。
(イクことでお悩みの女性の人たちに)
絶頂を得られずにお悩みの方は遠慮なくご質問やお悩みをメールにてご相談ください。
出来る範囲でお応えします。勿論、秘密は厳守です。