概要
女は必ずイク?イカナイ??
さてAVの話が長くなりましたが、この記事で語りたいのは、AV女優が本当に感じているかどうかではありません。女性のオーガズムの本質の一面です。女性はすべからくイクのかどうかの問題です。
引用したある男性の見解は前記のように大いなる勘違いしていますが、これと真逆の勘違いをしてる男性も実に多いのも現実です。そう、
すべての女はセックスで必ずイク!
と思い込んでいる男性が。そしてその思い込みの前提が多くの悲劇を女性と男性の両者にもたらしています。
多くの女性は確かにオーガズムを体験することが出来ます。しかし、生涯体験できない女性も多いのも実態です。それは現実的にはどういうことであり、イクかイカナイの差は一体何なのか?まだ、女性体験の少ない男性のためにも、これらを少し整理しておくことにします。女性のオーガズムに関して、女性がちゃんとイクのかイカナイのかの現実的なところを少しでも認識しておくことで、これからの失敗や失態も少なくなっていくはずです。
先天的に不感症??
女性がオーガズムを得れるかどうかは、そもそもオーガズムを感じる能力や要素を持ち合わせているかが前要件になります。極めて、単純化して分類するなら以下のようになるはずです。
- 先天的にイケナイ女性
- 冷感症
- 先天的不感症(無オーガズム症)
- 先天的にイケル女性
- オーガズム体験する女性(60~70%)
- オーガズム体験できない女性(30~40%)
冷感症とは、女性において,性欲がなく,性交に際しても性感や性反応を伴わない状態をいうい、性無欲症とも言われています。遺伝的な問題や後天的な要因で性欲・性感を持たない女性です。
先天的な不感症は性器局所の障害や内分泌障害、神経生理学的な問題などに起因し、生まれながらに、もしくは後天的にオーガズムに至る能力に欠ける女性です。
これらのオーガズム不全に関しては、医学的な問題であり、ここでは深く掘り下げることはしません。ただ、もしこれらの症状の女性に出会った場合は、個人的なテクニックや努力では如何ともし難い問題であり、諦めの気持ちも大切になります。微妙な障害でもあり、詳しい統計データーはありませんが、世の中の女性の数%はそうであると推測されています。
女性のオーガズムキャパシテイー
殆どの多くの女性は、オーガズムを感じる能力を有しています。いや、そのはずです。ここで我々が、認識を深めて我々がしっかりフォローしていく必要があるのは、イク事のできる女性たちです。しかし、この正常性感を女性たちも、セックスですぐにオーガズムを得れるかどうかは、これはまた個人個人に特性や事情があり、複雑な症状を見せ、様々なタイプを見ることができます。健常な彼女たちでさえ、あるデーターでは生涯にセックスでオーガズムを感じる女性は6割とも7割とも言われています。オーガズムを得ることのできない女性が30%前後いる言うことになりますが、これが上記の先天的な女性であるとは限りません。その30%前後には、男性の経験や技術・努力不足、巡り合わせ、心理的な問題とかなり多様な要因が絡んできます。そこでここでは一応のオーガズム能力を有する女性たちを以下のように、オーガズム能力に焦点を絞り、シンプルに3つに分けてみることにします。
- 高レベル快感回路の女
- 通常快感回路の女
- 低レベル快感回路の女
高レベル快感回路の女
先天的に性的に敏感体質な女性です。性器の性的な感度や脳の神経回路、神経伝達化学物質(ドーパミンなど)が、最初から高い密度や濃度で存在する女性です。性的な刺激に敏感に反応し、短時間でオーガズムに達し、刺激が続く限り、何度も繰り返します。初めてのセックスでオーガズムを感じる女性も少なくなく、早い段階でオーガズムを楽しんでいます。所謂、淫乱タイプにもなりますが、無闇にセックスに走る性癖という訳ではないので決めつけないようにしてください。余りにも性感がハイスペックな女性は、男性とって負担になりますが、女は高感度のほうが男性も嬉しいものです。すぐにオーガズムに達してくれるので男性は嬉しいのですが、男性のセックステクニックや持久力向上には寄与しません。彼女たちは生涯、オーガズムを楽しむ可能性を有しています。
通常レベルの快感回路の女
普通の性感タイプの女性は開発型であり、幾度かの性体験を積み重ねてオーガズムを感じることが可能になっていきます。我々が通常出会う女性たちです。性体験を積むことで、快感回路もハイスペックになっていき、淫乱な体質に変わっていきます。しかし、この普通の快感回路を有する女性たちが、我々にとって一番問題となるタイプの人達です。というのは相手の男性によって、そのオーガズムが大きく左右されるからです。男性によって、また男性による扱い方次第でそのセックスパフォーマンスに大きな差が生まれます。
彼女たちは、オナニーでは大抵の場合、オーガズムを得ることが出来るのですが、通常のセックスではちゃんと絶頂に達しないことも多く、欲求不満を募らせることになります。これらのオーガズム不全は以下の要因で発生すると考えられます。
- 性的な相性
- 性的な嗜好
- 男性の未熟
- 男性の愛情不足
- 精神的なトラブル
性的な相性や嗜好は、これは生殖本能に関わることであり、セックスの本質的な問題になります。これらの不適合を感じた場合は、余り無理することなく離別が正解になります。そのままもの関係の継続はお互いが不幸になります。
多くの女性にとっての問題は、男性の性的なテクニックや努力、そして愛情の不足になるでしょう。女性を感じさせることには余り興味を示さず自分の性欲の解消だけに専念する男性のパートナー女性は、オーガズムの体験をすることなく、もしくは十分楽しむことなく一生を終えることが多くなります。世の多くの人妻たちがこの状況であるようです。日々オナニーに励んだり、他の男性で解消していることが実に多いのです。
女性がオーガズムをしっかり得れないのは男性に責任がその多くがあります。今の彼女や奥さんがしっかりオーガズムを感じているかどうか観察してみるか、さり気なくアンケートしてみてください。女性が感じない要因の殆どは男性にあります。
女性の心理状態でオーガズムが得られないケースがあります。何らかの性的なトラウマや神経症を患った場合、セックスに集中することが出来ず、オーガズムに至りません。この場合は、根本的な因子の排除が必要になりますので、専門家の領域になります。
以上が、オーガズムの回路はしっかり有しているのに、それが正常稼働しない、もしくはしなくなった女性たちのケースです。正常な女性たちもすべて適性で順調なセックスを体験するわけではなく、100%オーガズムにたどり着けるわけではないことを理解することが必要になります。巡り合わせによって大きく左右されていきます。
オーガズム回路が低レベルな女性
以前にも述べましたが、セックスも一種の才能です。得意な人もいれば、苦手な人もいます。スポーツは才能のある人はすぐに覚えて楽しみます。しかし、苦手な人は上達するまで時間がかかります。もしくは、いくら練習してもそのままその領域に達しない人もいるかも知れません。これはセックスも同じです。いくら好きでもあるところまで行くが、オーガズムを体験することがない、もしくは滅多にオーガズムに至らない女性が生じます。これを我々は念頭に置いておくことが必要です。このセックスの才能がない、感度の悪い女性たちをどう扱うかはその男性の個人の考え方によります。趣味の問題です。感じ難い女性を感じさせるには時間がかなりかかります。
個人的にはセックスが好きで一生懸命感じたいと努力する女性たちは見捨てないようにしています。出来る限りの愛撫と愛情を注ぎます。そしてそのままオーガズムを女性が感じることなくてもそれはそれで満足するようにしています。大切なことは女性を感じさせようとする努力と愛情です。それを女性も感じてくれれば、オーガズムに得ることなくても性的な満足を得てくれます。女性は気持ちが満たされることで、最後まで登りつめることが出来なくても満足を得るようです。そして初めてのもしくは久しぶりの絶頂を与えることが出来た暁には、女性も感動的に喜んでくれ感謝してくれます。こちらの愛情も増幅していきます。
しかし、オーガズム不全を悩み続ける女性も多く存在するのも事実で、オーガズムを女性にとって女たとして証明のように感じているようです。このような女性には正面から向きあう必要があり、それなりの覚悟が必要になってきます。
また感じない女はカッタルイと言う男性の言葉も中にはよく聞きますが、これまで述べてように様々な女性が存在し、お互いの組み合わせやその時の状況などを考えるとどちらが悪いなどということは言えないものです。もしかしたら男性に非があるかもしれないことを忘れないようにしてください。個人的にはたまたま、性的な相性や自分のセックスが相手の好みではなかったと考えるようして、その体験と相手の女性へのリスペクトは忘れないように心がけています。
まとめ
暇に任せて今回は女性のオーガズムに関して基本的な考え方をまとめてみました。あまりセックスにおけるテクニックとしては役に立ちませんが、新しい女性と接したときには少しは対応において役立つかもしれません。
女性はオーガズムを感じることもあれば、感じない時もあります。それは一生かもしれませんし、そのときだけかもしれません。また、オーガズムを最初から感じる人もいれば、感じないない人もいます。そして貴方に感じる人もいれば、感じない人もいます。駄目なときもあれば、駄目な相手にも出くわします。相手の女性がイカなくても、それはそれですべて仕方ないことと考えて、失敗や失態があっても気にすることなく、其の時、その時の相手、セックスにしっかり励むことしかありません。その一生懸命さが最高の悦びをもたらしてくれます。
ただし、一番いけないことは、相手がイッたかどうか、全く気にしない姿勢です。しっかり、相手の女性を見続けることを怠らないでください。
最後は精神論になってしまいました。
女とは、全くイカない訳ではないが、全てイクわけではなく、すべて偶々なのです。イクこともあれば、イカナイこともあるのです。すべてのセックスでイクのは男性くらいと記憶しておいてください。