露出狂とは自分の性器などを人に見せることで快感を覚える人たちですが、
男性、女性とも存在します。
よく女子高生におじさんが通りでペニスを見せて変態として騒がれたり、
シースルールックで街中を闊歩する若い女性などが話題になったりします。
しかし、その欲望の形態は男性と女性とでは大きく異なります。
やはり、男性ホルモンであるテストステロンと女性ホルモン・エストロゲンが
大きく関わっています。
概要
|ペニスにこだわる男たち
男性は非常にペニスにこだわります。
自分のペニスにもまた他人のペニスにも非常に興味を示します。
その習性はホモセクシュアルな男性に特に顕著に現れます。
ゲイの世界はペニス比べのような感があります。
ゲイでなくても男性はペニスの大小を常に意識しています。
少年期から非常に大きさや形を気にして生きています。
つねに他人とのペニスと比較を繰り返して一生過ごします。
そして殆どの男性は自分のペニスに不満があり、コンプレックスを抱いています。
この現象は男性ホルモンのテストステロンの作用によるものです。
テストステロンは常に他人のペニス、即ち生殖能力の比較を強いているのです。
男性間の生物学的競争と言えます。
ゲイの男性達はペニスに異常にこだわりますが、
ゲイはテストステロンの血中濃度が高い人たちが多分に示す性癖だからです。
|ペニスにはあまりこだわらない女達
しかし、女性は男性パートナーのペニスにはあまりこだわることはありません。
女性が自分のパートナーのペニスに不満があると言っているのはわずか15%に過ぎません。
それもペニスの大小ではなく寧ろその性能・持続性や勃起度に不満があるようです。
そして女性がもっともこだわるのは男性の愛情であり思いやりです。
愛情とは持続時間も意味しています。
ペニスはある程度サイズがあれば女性は充分満足するのです。
|ペニスにこだわる反動作用
男性の露出狂はこの男性特有のペニスに執着する精神の歪によって生じるものです。
男性は実はペニスを見ることだけでなく見せることも大好きです。
人に誇りたい本能を有しています。
特に女性に見せつけたいという強烈な欲望が露出狂という形で現れます。
男性の露出狂はペニスを女性に見せつけたいという欲望が説明不可能な衝動として
湧きあがってくるのです。
また、ペニスサイズにコンプレックスを抱いている男性も
不思議なことに人に見せたいという願望にとらわれます。
小さいなと思いこんでいるペニスを見せつけることで
自分のコンプレックスを払拭しようとする行為と考えられます。
見られたくないものを自ら見せるという逆真理です。
|見せるだけで満足な露出狂
露出狂は見せるだけで快感を体中に感じ、その女性に接触したり力で支配するような行動を
とることはありません。
女性にペニスを見てもらうだけで気持ちは落ち着き安らぐと言います。
特に若い女性が狙われるのはその純粋な驚きによる快感と
大人の擦れた女性よりは安全だからです。
露出狂の人たちは極めてナイーブな一面を有しています。
男性の露出狂は世の中では軽蔑され蔑まれていますが、
多分女性との交わりを殆ど知らない人たちなのです。
|男性の露出狂のまとめ
- 露出狂は男女ともに存在する。
- 男性はテストステロンの影響によってペニスへの大きな関心を抱く
- 男性の露出狂はこのペニスへの関心と顕示欲の歪みから起こる
- 男性の露出狂はコンプレックスの裏返しである
- アdン性の露出狂は見せるだけで満足を得る
- その多くは女性との実際の接触は少ない
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