セックス時になたが気持ち良く味わっている射精が
どのような仕組みで起こっているのかをしっかり知っておくことで
ペニスの持続コントロールに役立たせることができます。
生体反応として射精にはペニスだけではない多くの部位がからんでいます。
その仕組みを勉強してみましょう。
概要
|射精現象
射精はPC筋(骨盤底筋)と肛門括約筋の筋肉の収縮によっておこります。
その感覚はよくご存知かと思いますが、
0.8秒感覚の痙攣収縮で、平均的に12秒間続きます。
そのさい深い快感を伴うのが普通です。
PC筋(骨盤底筋)はその名のとおり骨盤の底にあり、子宮や膀胱を支え、
尿道や膣を引き締める役割をになっています。
肛門括約筋は排便などに際して、肛門を広げたり縮めたりする筋肉になります。
我々男性の射精現象は皆さんもよくご存知の通り、
全く自分の意志ではコントロール出来ません。
射精は性的な興奮が頂点に達すると脊髄の射精中枢が反応する
射精反射によって起こる現象です。
人それぞれによってペニスの感受性はまちまちで
総じて若い頃は感じやすく、年を重ねるにつれ遅漏気味になります。
|射精の悩み
また勃起と射精が完全にコントロールできる人は滅多にいないのが現状で
早漏や勃起不全は男性の精神的なストレスの一つにもなっています。
若いときはよく勃つがすぐ射精してしまい年を取るとすぐにはいかないけれども
なかなか勃たないのが現状ではないでしょうか。
それでも女性を満足させ幸福を体で感じさせるためには
男性はこの悩ましい問題を解決しなくてはなりません。
|交感神経と副交感神経の戦い
射精は交感神経系の主導によって起こります。
これを抑制するのは副交感神経です。
また勃起は副交感神経が主導で起こる現象です。
緊張したりして交感神経が活発になるとペニスは萎えます。
このように勃起・射精においては交感神経・副交感神経は
裏腹の関係になります。
これらの勃起・射精現象をある程度自分でコントロールするとしたら
副交感神経を上手に活性化することになります。
|穏やかな愛情あふれる気持ち
副交感神経を活性化するにはやはり精神が落ち着いた状態であることです。
交感神経は興奮神経でありストレス神経でもありますので
精神が落ち着きリラックスした状態でセックスすることが一番です。
決して出せば終わりの自分の快楽追求のセックスとならないでください。
ズシーンと構えて女性に性愛の全てを注ぎ込み、
とことん感じさせてやると言った
精神的な余裕こそが副交感神経を活性化するのです。
このような男性の状態に女性は安心し、
女性はオーガズムを迎えやすくなります。
女性は副交感神経が活性化された
快感プラトー状態から交感神経が一気に爆発し
オーガズムを何度も引き起こしその度にプラトー状態に戻ってきます。
プラトーとオーガズムの間を行ったり来たりして
快感の谷間を彷徨い続けるのです。
(参照:快楽プラトーセックス)
(参照:射精のメカニズム)
|射精のまとめ
- 射精は刺激に対して脊髄の射精中枢で引き起こされる
- PC筋と肛門括約筋が収縮して精液を吐き出す
- 勃起は副交感神経が主体でおこる
- 射精は交感神経の興奮で起こる
- 多くの男性は若いころ早漏で悩む
- 早漏を押さえて女性を満足させるには副交感神経主体のセックスを行う
- 副交感神経は穏やかな気持ちで女性を愛すること活性化される
- 自分の快感だけを追求すると交感神経が興奮して直ぐに射精する
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