概要
|精子の数
一回の射精で放出される精子の数、精子の製造能力は個人や人種によって
大きく差があります。
一般的には製造能力はこう丸の大きさに比例します。
人類は他の哺乳類に比べて大きな睾丸を有して、大量の精子を製造しています。
これは乱交時代の名残といわれています。
チンパジーは複数のオスによる生殖を行いますが、
人類以上のこう丸を有しています。
これは他のオスの精子との競争によるもので
強いオスほどテストステロンが精子数は多いと言われています。
|熱帯地方の男性の精子は多い
また人類では熱帯地方の寄生虫や病原菌のリスクの高い地域の男性の方が
精子の数は多くなっています。
子供の生存率が低いことに対して出来る限り多くの
子供を産むことで対抗しています。
南の国の人たちがセックスに対して極めて自由度が高く、
寛容であることはこの生殖上の必要によるものと考えられます。
作られた精子は外にしっかり放出されなくてはならないために
セックスの頻度も増すのです。
|文明国ほど精子は減少している
現代人は特に先進国と言われている地域ほど
男性の一回の射精における精子の数は減少しています。
睾丸の体積も極端に減っているそうです。
これは科学の発達で病原菌などの脅威が減ったこともありますが、
特に現代の若者は環境ホルモンなどの影響も受けて極端に数が減っているそうです。
他には大豆などに含まれるエストロゲン様の成分や
妊娠している牛の乳などの影響が考えられています。
特に母親が妊娠中に頻繁に牛肉を食べると生まれた男の子の精子が
極端に少なくなる確立が高くなります。
これは牛に食べさせる成長ホルモンの影響とも言われています。
最近の調査では20代の多くが2000万個程度の精子しか放出してないとの報告です。
精子は最低でも4000万以上は妊娠に必要であるということなので少子化が益々心配です。
現代の若者たちは草食系と言われていますが、男性ホルモンが極端に減少していて
性欲も低いものと考えられます。
|沖縄、福岡の精子の数は東京より多い
日本でもこの傾向は特に都会で顕著です。
都内の男性に比べて九州や沖縄の男性の精子の数は圧倒的に多いそうです。
南方の理論に従っているのかも知れませんし、
また九州は男性上位でそれだけ先天的にテストステロン濃度が高いのかもしれません。
加えて環境などのストレスなども少なくペニスの委縮も少ないこともあるでしょう。
|45歳過ぎると精子の損傷が多くなる
また若者でも最近は健康な精子、即ち奇形でない精子の割合も
特に減少していると言われています。
一般的には男性は年齢とともに精子のDNAの損傷が激しくなります。
このような健康でない精子が多いセックスでは
射精して精液を放出しても受精能力がない精子が多いか、
受精しても流産するかダウン症など症状を持つ子供が出産されます。
|精子の数を増やすには
個人の健康的な精子を増やすことはより性的刺激を与えることで可能になります。
つまり男性ホルモンテストステロンの値を上げるのです。
例えば、定期的にマスターベーション(2~3日に一度程度)を行うことは
より健全な精子を増やすことが出来ます。
また、長期的なパートナー以外の目新しい女性との接触も精子の数が増えることが
報告されています。
またポルノ・AVなどを見ることも精子に数を増加させます。
特に女性が1人で男性が複数のでの乱交AVは男性の精子戦争の本能が作動して
精子の数を増やすそうです。
また、パートナーに浮気の疑いを持っている場合も精子の数が増加します。
(参照;精子戦争)
|キンタマを冷やして増やせ
男性の睾丸が袋に包まれて外に出されているのは熱の放射の為です。
つまり健康な精子をより多く製造するためには3~4度体温より低くある必要があるのです。
体温と同じ温度になるとDNAが大きく損傷を受けるそうです。
男性ホルモンの睾丸でのテストステロン生産が低下してしまいます。
従って睾丸やペニスは常に冷えた状態にしておく必要があります。
下着などもあまり保温されるものは避けましょう。
最近は日本のふんどしがまた見直されているのもこの為です。
注意すべきは熱いお風呂が好きな人です。
出るときには必ず冷水を一杯かけてから上がりましょう。
また長時間の車の運転も股間が蒸れて精子にはいい影響を与えません。
長時間座り続ける仕事の人は頻繁に散策して股間の熱を開放してください。
(参照:金冷法)