男性の隆々とした筋肉、頭脳の素晴らしさも、男性の好戦性も、そしてあらゆる男らしいと言われるものは
男性ホルモンであるテストステロンの化学的な作用によるものです。
貴方の中に湧きがってくる欲望もギャンブル性残忍性も
すべてこのホルモンが生み出します。
このホルモンの作用特性を良く理解して貴方にどうのような影響を与えるかを
まずは知っておくことが必要です。
概要
|男の体を創るテストステロン
テストステロンは男性を作り上げる男性ホルモン(アンドロゲン)として有名で
強い性欲を促します。
女性にも男性の5~10%レベルで存在します。
女性にも性欲があるのはこの作用によります。
特に女性ではテストステロンは性欲効果が微量で大きく出る特性があります。
男性では睾丸で95%、副腎で5%作られ、
女性は卵巣、副腎で分泌されます。
本来人間の体は女性を基本として男性の遺伝子を持った胎児は
妊娠6~24週目に大量のテストステロンを照射され、男性化します。
この照射が遅れると脳はそのまま女性で体は男性という
所謂オカマになると言われています。
思春期には男性の場合は睾丸から大量に分泌されて
第2次性徴を引き起こし、27歳をピークに年1~2%低下していきますが、
生涯一定のテストステロンを保ち続けます。
中には70歳を過ぎても30歳レベルの濃度を保持する男性も多々います。
このテストステロン値の維持は個人の生活態度や気持ちの問題とも言われています。
年を重ねてもいつまでも若い精力を維持するために
幾つになっても女性と接していることが大切な要素になります。
|男の能力を高めるテストステロン
テストステロンは男性的な体や気持ちを形成していき、
右脳の発達を促します。
筋肉の増大、強固な骨格の形成、陰毛の発毛、闘争本能、空間認識能力、
指導力、数学的な能力、音楽の才能、運動能力の向上、自信、集中力、
やる気の向上、粘り強さなど男性として魅力を強化するホルモンでもあり、
モテモテホルモンとも言われてます。
女性はテストステロンが豊富な男性が生命力サバイバル能力が強いことを本能的に見抜き、
このホルモンに惹かれると言われています。
秀でたスポーツ選手や男優、歌手たちは女性にモテモテですが
それらの才能がテストステロンによる影響によるものであり、
女性はすばやくそのテストステロン値を見抜くと言われています。
|強すぎると弊害も
いいことばかりではありません。マイナス面もあります。
テストステロンが多すぎると性欲が強くなり
性犯罪や暴力犯罪率が高くなる傾向を示します。
また、特定の女性では満足できず浮気性になります。
家庭的ではなくギャンブル好きで、喧嘩早い、独占欲が強く嫉妬深い、孤独を愛する、
組織人間的人格など生活破壊型の要素も強くなります。
ストーカーなどの行為はこのホルモンの影響です。
女好きでギャンブル好きで酒好きの享楽的な性格が
思い当たる方はテストステロンが多すぎるのです。
また男性は女性が群れたがるとは真逆に1人になりたがる傾向を示しますが
この男性ホルモンの影響によるものです。
男性は狩猟時代の影響で孤独でも耐えられるように出来ているのです。
それが1人を好むことにつながるのです。
|テストステロンは寿命を縮める
また、テストステロンのハイレベルな継続的な分泌で心臓発作、
脳卒中のリスクが高まります。
男性が女性よりは寿命が短いのはテストステロンの影響とも言われています。
去勢した男性は一般的には一般男性と比べて長寿になります。
また、性同一障害で睾丸を切除した男性も同じ傾向があります。
長生きしたかったら男を捨てることもありかもしれません。
テストステロンは基本的な免疫能力にも影響を与えると言われています。
免疫力を抑制するようです。
年配になってもテストステロンだけがしっかり分泌されているモテ男性は
ガンなどで早死する傾向があるそうです。
もてて楽しく短い人生を過ごすか、
女性に煩わせられない長い人生を送るかは自分次第です。
テストステロンを増加させるには筋肉トレーニング、
勝敗のつくゲームやギャンブル、日光浴、危険な体験、
知らない人たちと話すなどを積極的に行うことです。