テストステロンは男性ホルモンであり男の生殖機能と男性らしさを作り上げるホルモンです。
その効果はセックスや肉体だけでなく精神や健康にも大きく影響を及ぼしています。
シニアにとってテストステロンの適切な維持こそ若さと健康を維持する必要条件です。
テストステロン効果は下記のようになります。
概要
|性欲と性機能の維持
テストステロンは男女の性欲をコントロールしています。
また男性の生殖器の形成し、男としての性機能を維持しています。
好みの女性を見て興奮してペニスを勃起させて射精にいたる一連の作用はテストステロンの
働きによるものです。
テストステロンは男性のセックスそのものを司るホルモンなのです。
テストステロンの低下は男のセックス力の低下を意味します。
|男らしい肉体の形成
テストステロンは男らしい骨格と筋肉を増加させ維持するホルモンです。
テストステロン値が高い人はより筋肉質であり、男らしい顔つきになります。
男性では第二次成長期に急激に分泌されて、少年から成人男子の体に変貌させます。
逆にテストステロン値が低下することで筋肉量は減少します。
テストステロンが低下することで男らしい体と風貌が失われます。
|男らしい心の形成
テストステロンは以下の男らしさの象徴的な精神を強化します。
- 判断力
- 決断力
- 闘争心
- 向上心
- 集中力
- 冒険心
- 認知力
- 危険に立ち向かう勇気
テストステロンは体だけでなく精神的にも男を作るのです。
またテストステロンは公正さや平等さなどの男の美学的な精神も強化されることが
知られています。
テストステロン値が高い男性はただ闘争的な性質を示すわけではなく、誠実でもあるのです。
テストステロンが失われることで男の誇りや勇気は喪失することになります。
|精神的健康の維持
テストステロンは上記のような働きがあり、精神的には前向きで活力ある気持ちを形成し
不安やネガティヴは感情を押さえ込んでくれます。
その結果、うつ病の予防や改善の効果があることが知られています。
中高年の男性は定年後特にうつ病に陥るリスクが高くなります。
その予防にはテストステロンの分泌を高めることが必要といえます。
心の安定にはテストステロン維持は重要です。
|アンチエイジング効果
テストステロンは血管を拡張させて状態を正常に保つ
一酸化窒素(NO)を生成する働きがあります。
一酸化窒素(NO)はペニスの血管を拡張して勃起には大きくかかわる物質ですが、
血管や臓器の健康にも大きく貢献します。
NOはコレステロールや不純物が溜まることを阻害してメタボや動脈硬化などの
生活習慣病を防いでくれます。
テストステロンの増加を心がければ勃起力の向上だけでなく血管も若い状態に保ってくれます。
またテストステロンは人の生命活動エネルギーを生成する
ミトコンドリアの健全な働きを維持する働きがあります。
人が疲れを知らず活動的であるにはミトコンドリアを増やし健康を保つことが重要です。
不健全なミトコンドリアは人の心と肉体の老化を早めると言われています。
アインチエイジングのポイントは筋トレや運動でテストステロンを高めて
ミトコンドリアを増やし活性化することにあります。
|女性の発情促進
女性ホルモン・エストロゲンはテストステロンに惹きつけられて強く反応します。
また女性はテストステロンから誘導されたアンドロスタディエノンと言われるフェロモンに
触発されて性行動をおこすとされています。
女性は本能的にテストステロン値が高い男性に惹きつけられる行動を起こします。
テストステロンこそ男としての生存の能力や生殖能力の強さを
表すバロメーターであるからです。
女にモテルこともテストステロン効果の一つです。
女にモテたいならテストステロンを増やすことです。
|まとめ
このようにテストステロンは性欲やセックス機能だけでなく
男の心や体の健康に大きくかかわっています。
シニアの方たちのアンチエイジングはテストステロンの増強と維持がキーになります。
(こちらも参照ください)