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概要
弱い刺激が性感神経を活性化する
多くの男性は女性の性感に対して大きな間違いを抱いているようです。
女性は刺激が強ければ強いほど快感が増大する
というのは大誤解です。
まず第一に女性の皮膚感覚はエストロゲンの影響で男性よりかなり敏感です。
ちょっとした強い刺激は痛みとして感じます。
そのうえで、上記のように人の神経伝達活性の法則があります。
優しくソフトに愛撫されると女性の感覚は男性の指先などの接触に集中していきます。
より敏感に活性化され刺激を受け止めようとします。
一方強い刺激は体を硬直させて刺激を拒絶するような反応を示してきます。
強くオッパイをもんだり、クリトリスをこするのは
全く逆効果となっていることを認識しましょう。
強く揉んだり擦ったりするのは男性の願望でもあり、女性は決して望んではいません。
女性がよく口にする
優しい男性が好き
という言葉は本当はセックス時に男性の触り方を意味しています。
基本刺激は女性のあらゆる箇所もフェザータッチです。
性的な刺激を繰り返す
さてここで大切なことは弱い刺激を与えることと
継続性を意識することです。
この継続性には2つの意味があります。
一つは刺激の繰り返しと定期性です。
さざ波愛撫
女性の性感帯を愛撫する場合は優しい刺激を繰り返し同じ個所に与えることがまず重要です。
乳首やクリトリスなどの性感帯をソフトに同じリズムに単調に刺激することがポイントです。
これは男性にとっては実に退屈な行為かもしれません。
淡々と優しい愛撫を１０分以上繰り返すのです。
かなりの忍耐と献身が要求されます。
決して愛撫を強めたりリズムを変えたりしてはNGです。
やがて刺激を繰り返すことで女性が大きく反応示してきますが、
それでも淡々と同じ個所の愛撫を寄せては返すさざ波のように繰り返してください。
乳首やクリトリスはこれだけでオーガズムを向かえるようになっていきます。
定期的なセックスの重要性
継続性のもう一つの意味するところは、
定期的なソフトな刺激を女性に与えることです。
女性の性感を開発するにはあまりセックスの間隔をあけては
効果がないということです。
１の法則はそれを物語っています。
つまり長期に刺激を与えないことは女性の性感も元に戻らせて鈍らせます。
女の性感開発は一度始めたらある時期に集中して行うことをお勧めします。
もっとも一度開発された女性はしばらくセックスにご無沙汰でもすぐに目を覚まし
元の感度は戻してくれますが、回復まで２～３回は抱いてあげる必要があります。
ただし、日ごろオナニーをしている女性は直ぐに快感は取り戻し、
久しぶりでもその日にイッテしまいます。
人の快感伝達の仕組み
これらの人の神経系の活性の仕組みは以下のように説明されています。
人が皮膚や筋肉組織で受けた刺激は神経細胞（ニューロン）を伝わって
脳に到達して快感を感じます。
神経細胞はシナプス結合によって繋がれていてその先に刺激を伝達していきます。
伝える側のシナプスからはドーパミン・セロトニン・ノルアドレナリンなどの
神経伝達物質が放出されて後方のシナプスに受け渡します。
この時、弱い刺激（弱い電流）が伝わってくると微量の神経伝達物質しか放出されず
受け取る側はそれをしっかり伝達すべく非常に感度を高めます。
これが継続的に繰り返されるとシナプスには
感受性が維持されることになります。
つまり刺激をシナプスが学習し記憶することになるのです。
性的な刺激も同じ現象がおきます。
これが女性が性的に開発されていく生理的な原理プロセスになります。
女性は性的な弱い刺激を繰り返されることで
快感物質ドーパミン放出が活性化されていき、それに対する感受性が維持されていきます。
やがて性的な刺激が繰り返されることでオーガズムを呼び起こすようになります。
言葉を換えれば女性のオーガズムは一定期間にソフトな刺激を繰り返すことで
閾値に達して、ダムの水があふれ決壊するようにオーガズムの快感が一気に発生するのです。
逆に刺激が長期に途絶えることでシナプスは刺激を忘却し鈍化することになります。
また普通でない強い刺激に対してはシナプスは防衛的に感受性を低下させていきます。
麻薬などの強い刺激物は次第に求める量が増加するのはこの現象によるものです。
男性が強い刺激のオナニーを長期的におこなうことで
次第にペニスの感覚が鈍って遅漏になっていくのもこの現象です。
これがセックスでドーパミンを確実に放出させて感受性を高めるには
弱い刺激を繰り返し行うことをお勧めする理由です。
まとめ
女性の性感を呼び起こすには強い刺激はむしろ逆効果です。
弱い刺激を根気強く定期的に繰り返すことが最善です。
女性の性感開発では刺激を抑えて女性の神経を研ぎ澄まし
性感神経活動を活性化していくことです。
この刺激法は肩こりなどの女性に施すマッサージなどにも有効です。
決して強く揉むのではなく優しくソフトに時間をかけてあげることで
女性の体もほぐれて長期に効果が続きます。
この原則は勿論、性感帯を触ったり舐めたりするときや
ペニスの挿入時におけるグラインドも同じです。
決してAVのような激しいピストン運動は行なわないことです。
いくら頑張っても女性は全く感じていきません。
むしろ性感は鈍化していくのです。
入れたら優しく長時間、バギナをペニスでじっくりマッサージしてあげてください。
効果は確実に長期的に続きます。
これらはぜひ実践でお役立てください。
