若者の早漏は生物学的な意味を持っています。
自然はかって若者の為に子孫を残すチャンスとして敢えて敏感なペニスに仕立てたのです。
決して個人の能力や機能の問題ではないのです。
若い時は早く射精することが人類の男性としては正しいのです。
概要
|生物学的には正しい若い早漏??
男性は若いころにはほとんど早漏に悩みます。
出来るだけ挿入後の時間を長くしたいと頑張ります。
多くの女性は挿入後オーガズムまでには10分以上を必要として
2~3分で終わる射精には充分な満足が得られません。
男性にとっては挿入時間を出来るだけ長く持たせることは
男の使命として常に重圧となってのしかかります。
若き日の青春の悩みとも言えますが、
次第に年齢と経験で挿入時間は長くなっていきます。
しかし、この若き日の早漏は単なるセックスの経験不足だけではない
と言います。
生物学的には極めて正しい生殖戦略の一環といいます。
|類人猿の若いオスたち
人類は太古の昔は乱婚乱交の生殖形態を取っていました。
現在のチンパンジーやボノボなどに近い性生活でした。
その観察から推測されることがあります。
これらの類人類のメスは乱交で複数のオスを受け入れます。
多様なオスを受け入れることでより優位な遺伝子をのこし、
ボスなどによる子殺しの防止を図っているのですが、
常にそこには年長の上位のオスの監視があります。
ボスは他のオスがグループのメスとセックスをしないように見張っているのですが、
オールタイム監視することは出来ません。
特に若いオスはボスたちの監視の隙をぬってメスにチョッカイ出したり
外に連れ出したします。
|出来るだけ早く射精する必要
しかし、このチョッカイでは交尾の為の落ち着いた充分な時間は確保できません。
何時、上位のオスに見つかるか分かりません。
その為に出来るだけ早く目的を達成しなくてはなりません。
目的とは自分の精子を雌に受け渡すことです。
雌のバギナにペニスを挿入したら出来るだけ早く射精する必要があるのです。
それが若いオス達の生殖戦略なのです。
太古の人類の若いオスたちも同じような状況だった考えられます。
そしてその名残が今も人類にも残っていて若い男性は
どうしても早漏になってしまうというのです。
よって若き日の早漏は個人的な性的な能力に関わるのではなく
人類全ての宿命ということになります。
従って若い人が早漏を余り気にすることはないようです。
しっかりめげることなくペニスの鍛錬を行うことをお勧めします。
(参照:早漏・インポの基本対策)
中高年の早漏は青年期に早漏とは全く逆の要因が左右しているため
対策は違ったものになります。
(参照:中年期の早漏)