主体的な役割をはたして絶頂感を導き出しています。
女性のオーガズムの現象を肉体的な機能上の理解と
ホルモン作用による生理的な現象での理解を深めることが重要です。
前戯愛撫におけるそれぞれのホルモンの役割を流れの中で見てみしょう。
概要
デート時の性ホルモン作用
女性は今日のこれからおこる快楽に対して心密かに期待しています。
その際には報償ホルモンであるドーパミンが分泌され脳が快楽を要求します。
しかしこの状況は彼女の生理の周期や年齢にも大きく左右されます。
もし、排卵直前だったり生理直前のときはエストロゲンやテストステロンが
優先して、彼女の性欲は強くなってセックスを求めています。
快楽を求めてドーパミンはどんどん生成されていきます。
しかし、生理開始から21日目前後に遭遇していたらプロゲストロンが
最高レベルに達していて彼女の性欲は萎えています。
なかなかベッドへ誘い込むのことが難しいのがこの時期です。
女性特有のPMSという精神的に不機嫌な状態になってしまいます。
|女性の性欲を目覚めさせるには
女性を性的な興奮に持ち込むためには
女性の肌に優しい心地よい刺激を与えるとともに
濃厚でセクシーなキスじっくり与えることが有効です。
このとき女性のオキシトシン濃度は急激に上がります。
更にあなたの唾液のテストステロンとあなたの体から放たれる
フェロモンによって女性体内にエンドルフィンが大量に放出されて
ドーパミンも脳内に更に放出されてノルアドレナリンと
相まって性的に興奮が起こってきます。
|抱擁・マッサージ
なんとかホテルに誘うことに成功しても焦ることは禁物です。
ただ入れて出すだけのセックスは彼女を自分の愛奴には
仕立てられません。
彼女が真のオーガズムを向かえるために体のホルモンテンションを
高める必要があります。
まずはしっかり見つめあうことが大切です。
愛情ホルモンが増加します。
さりげない体の接触も試みましょう。
いやらしく触るのではなく触れるくらいの感じです。
一番効果的なことは肩もみやマッサージをしてあげることが
女性のオキシトシンの濃度を更に高めます。
簡単なマッサージで結構ですので身につけておきましょう。
エンドルフィン濃度も同時に高まって彼女の気持ちは
安心して落ち着き、うっとりとした気持ちになってきます。
ドーパミンもレベルが上がって次第に快楽モードになっていきます。
しっかり彼女に尽くしてあげてください。
|前技・愛撫
やがてマッサージから愛撫に移行していきます。
濃厚な厭らしいキスをタップリしてあげてください。
この悪魔の性典の実技編で記述しました愛撫法で
いやらしくたっぷり全身を愛してあげます。
女性は全身の皮膚に男性の10倍の性感受容体を有しています。
これは進化の過程で女性は男性より皮膚に性的な刺激を
受けることに性的に発情する仕組みを作り上げた結果です。
しかし、それはすぐには燃え上がらないようにプログラムされています。
時間をたっぷりかけて焦ることは禁物です。
女性は男性と違い快楽には一直線には向かわないのです。
女性は全身の神経でコミュニュケーション愛を感じることによって
体内の快楽ホルモンの濃度を高めていきます。
更に女性の性感はDHEA性感ホルモンの作用によって
次第に性的な興奮を高めていきます。(DHEA性感ホルモン:参照)
全身の性感帯から受けた刺激は脳に伝わり、
脳内にはエンドルフィンが放出されドーパミンがレベルが高まり、
ドーパミンが高まることによって興奮ホルモンノルアドレナリンも
増量されていきます。
さらに皮膚の接触によってオキシトシンレベルも上がり、
あなたへの愛情がどんどん深まっていきます。
|前戯の大切さ
前技で大切なことは肌の触れ合いとぬくもりでしっかり女性に
愛されている実感を伝え、
オキシトシンとエンドルフィンのレベルを高めることです。
そのことが深いオーガズムを呼ぶための大きな要素になります。
決してペニスの出し入れを女性は短絡的に求めているのではないのです。
ペニスを欲しがるのは体と心が受け入れ体制が整った段階になります。
一つ大切なことは女性の秘部にはすぐに触れたり
ペニスを入れたりしないことです。
相手が欲しくて欲しくて我慢できなる位まで焦らします。
それが報酬ホルモンドーパミンを高めて
益々女性を興奮させていくのです。
|女性の性欲と性ホルモンのまとめ
- 女性の性欲は月経周期による性ホルモンの活動に左右されている
- 女性の性欲を高めるには肌への優しい接触と濃厚なキスが効果的である
- 肉体的な刺激とともに抱擁マッサージなどで精神的な安らぎも与える
- それによって性ホルモンが活性化される
- 前戯愛撫は女性の性ホルモンを高め準備体制を整えさせるためには必須です
- 女性の性欲性感を高めるためには焦りは禁物である