ポルチオの開発は女性の性感開発の最大課題であり、難題です。それ故に、ポルチオ開発は膣開発とは区別して、ここで詳細に論じていきます。ポルチオオーガズムは即ち子宮オーガズムと同意であり、膣内に突出しているポルチオを刺激することで、子宮に刺激を加え、快感を呼び起こすものです。そもそも、ポルチオとは子宮頸部であり、子宮の一部ですから、ポルチオは子宮そのものでもあります。
概要
ポルチオオーガズムは神の戯れ??
子宮自体の基本設計は、クリトリスや膣のように、快感を生み出す感覚受容器は、セットされていません。子宮自体はご存知のように、受精卵を着床させ、胎児に栄養を与え、育成する器官になっています。本来的には性的な快楽を生み出し、生殖行動を促進する役割は担っていません。しかし、女性が性的に成熟し、累積刺激が閾値を超えると初期の設計外の快感を生み出します。それも他のクリトリスや膣などが生み出す快感に比べ物にならないくらい、大きく深く連続性に富んでいます。
子宮オーガズムの症状は子宮全体が激しく痙攣し、時には膣内に大きくせり出してきます。まるで子宮が慟哭するがごとき姿を見せます。膣口からは粘性の有る愛液を大量に吐き出し、膣内はびしょびしょになってしまいます。女性の下腹部奥から重い快感の衝撃が、脳を直撃し、深い恍惚感に酔いしれます。一度、子宮オーガズムを向かえた体は、少しの刺激でまた、快楽の大きなうねりが止めどなく襲います。
子宮の生み出すオーガズムは言うならば、生殖の仕組みから生じた2次作用であり、神による計算外のおまけのようなものかもしれませんが、女性に無限の悦びを与えることは確かなようです。いや、寧ろ性の神秘の快楽の本質はこの副産物を手にすることにあるのかも知れません。
ポルチオオーガズム(子宮オーガズム)を生涯で体験できる女性はごく一部である現実があります。しかし、たまたまのおまけ要素とはいえ、その幸運に巡り合いは、実は人的に演出が可能である可能性があります。女性がこの究極のオーガズムを体験するためにはいくつかの条件が必要になりますが、その要件を揃えることでその可能性が大いに高まるのです。
子宮オーガズムは男の情熱
女性が子宮オーガズムを体験できるかどうか、男性との巡り合いに大いに影響されます。女性の生殖器の先天的な構造や神経系の配線や性的な成熟度にも大いに左右されてきますが、最大の条件要素は女性が巡り合う男性の性への情熱と性の技量です。
付き合う男性が女性の快感を引き出すことに熱心であり、性的な経験と知識を持っていることが大切になります。実に多くの女性が淡白な男性との交際や結婚で、この至福のオーガズムにたどり着けないのです。女性たちの一部はその快楽の存在に気づき、追い求めていますが、受け止める男性になかなか遭遇できません。出会い系で多くの男性と体験を積んでも、そこに存在するのは射精本位の男たちだけであり、自らの性欲の満足を求めるだけです。そこには多くの女性たちの嘆きの声が聞こえてきます。
ポルチオ開発は実に忍耐と熱情が必要です。時には、その女性は生まれつき、その能力を持っていないかもしれませんが、男性の責任として強い志をもって、ポルチオ開発に挑まなくてはなりません。その工程を尽くすことで、男性に様々の教えと喜びを与えてくれます。あなたの手でポルチオオーガズムに至った女性は、貴方とのセックスが深く体に刻み込まれ、常に貴方を追い求めるはずです。
ポルチオ開発のプロセスは、まるで深い森の中に迷い込んでしまった探検旅行です。直ぐに求めるエルドラドにたどり着くかもしれませんが、永遠に出口さえも見えないことになるかもしれません。しかしその体験は積み重なり、男を育て行きます。大切なことは幾度もその冒険の航海を試みることです。幾人もの女性の海原に帆挙げて、ポルチオ開発の航海に出立するのです。
これからポルチオ開発の航海術をいくつかを紹介したいと思います。示すことが出来るのは海図の一部でしかないかもしれません。どうか、あなたの情熱と知恵で立派な開発航海士になることを祈ります。
ポルチオオーガズムの源泉
ではポルチオーガズムの実体とは何なのでしょうか?ポルチオオーガズムは子宮が生み出す絶頂感覚です。子宮オーガズムを生じさせるためには子宮を何らかの形で性的に刺激しなくてはなりません。しかし、子宮への刺激は直接触れることが出来ないために、ポルチオを介して行うことになります。そのポルチオ経由の繰り返しの刺激が重なると子宮でオーガズムが誘導され、ポルチオオーガズムと称されています。
子宮は骨盤内でハンモックのように宙吊り状態で維持されています。女性の体は、日常動作で揺れても胎児には余り衝撃が伝わらないような構造になっています。一方、胎児が子宮内で動くことで女性の子宮は揺すられ心地よさを覚えます。子宮は揺れることは基本的に気持ちよく感じるように出来ています。このポルチオ刺激による程よいゆれで起こる快感が子宮のオーガズムの原点と考えられます。
子宮の揺れが快感に変わるためには、迷走神経が目覚める必要があります。迷走神経は脳に直結する副交感神経の機能を持つ脳神経で、本来の役割は子宮の恒常性を保つことです。しかし、子宮が刺激され続けることで、迷走神経は刺激を脳にパルスをしっかり送るようになります。するとこのパルスが流れ続けると脳内に快感回路が構築されていきます。そしてある時、閾値を超えると爆発的なオーガズムを発生させます。
これがポルチオ開発であり、子宮開発です。ポルチオオーガズム(子宮オーガズム)はこのように完全に開発型のオーガズムであり、子宮やポルチオがしっかり生育して成熟していることが前提になります。性器が未熟な状態で刺激を与えることは、女性にとっては大きな苦痛となります。出産を終えた40歳前後の女性が最適といわれる所以です。
ポルチオ開発の方法
子宮は直接刺激できないために子宮オーガズムの誘導は、どのような方法で子宮を刺激していくのかが重要になります。大きく以下のような2つの方法が考えられます。
- 内部より刺激する
- 外部より刺激する
内部刺激法
内部刺激は主にポルチオ刺激です。ポルチオを刺激して子宮に揺すりと振動の刺激を与えていきます。ここの刺激で生じるオーガズムがいわゆるポルチオオーガズムです。指先やペニス、時には道具を使って行います。
外部刺激法
子宮と卵巣は図のように女性のお腹に配置されています。余り、男性は認識していませんが、女性のお腹を通して子宮を確認することが出来ます。また、この宙吊り状態に対して骨盤や仙骨などを介して振動を与えることが出来ます。体の外から子宮に刺激を伝えることが可能なのです。子宮オーガズムには外部刺激法も極めて大切になります。一般的にはこの外部刺激法もポルチオ開発と言われているようです。
(参照)