女性に嫌われる男性のセックスに毎回同じお決まりの行為を繰り返すワンパターンセックスを上げる女性が多々います。自分の旦那のセックスの単調さ、味気無さにうんざりしているようで、『旦那とはもうセックスしたくない！』と本気で語っています。
律儀に定期的に体を求めてくれる夫にも、毎回、おっぱい舐めて、クリトリス触って、フェラチオさせて、入れて果ていく、まるで飯屋の定食のような変化のない手抜きのセックスには、感動も気持ちよさを得ることがないといいます。
これは女性が贅沢だから？
毎回、豪華なセックスのフルコースを求めているから？
確かに、女性の欲望は底差なしであり、真に求める快楽は我々男性の比でないことは確かですが、多くの場合、男性の努力不足によるものが、多いのが実態です。どうやら、我々男性はセックスにもう少し研究心をもって臨んだほうがいいようです。同じ定食でも、しっかりした下ごしらえと工夫が必要なのです。しっかり、前戯の手間と味噌汁や小鉢に変化をつけた心のこもった定食で女性をもてなすのです。このちょっとの努力で貴方の奥さんや恋人をとっても幸せな気分にしてあげることが出来ます。そのことは結果として貴方の幸福にもつながるはずです。
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概要
何故、１パターンセックスはNGなのか？
人の神経は同じ刺激が連続で繰り返される、その刺激への感受性が低下します。これは覚せい剤などの薬物の中毒症状などで良く知られている現象ですが、薬の分量が増加しないと充分な満足が次第に得られなくなっていきます。薬物のこの中毒症状は脳の神経回路を直撃することで起こる激しい神経反応ですが、人が受ける感覚刺激にも同じような現象が良く見られます。セックスや食物の摂取において、覚醒剤などと比較して緩やかですが、同じような症状が現れます。人にとって陶酔するような素敵な刺激に対しても、それが同じようなレベルで繰り返されることで喜びの反応が低下していくのです。どんなに美味しいごちそうでも、毎日食べ続けるとやがてその食べ物を美味しいと思わなくなり、やがてうんざりして拒絶反応さえ示すようになっていきます。
これは人間独特の贅沢な感覚かもしれません。人がいつしかセックスや食事を娯楽としての捉えるようになり、必要以上に享楽するようになった結果と考えられます。人以外の動物たちは、生存のために食事をし、遺伝子継続の為の生殖行動を起こします。それらの行動は本能から起こる必要最小限の行動であり、飽満など起きようがありません。一方、人間の食事やセックスなどの行為は報酬系回路を進化強化して、その大部分を楽しむために実施するようになってきました。
人の行動の基本となる報酬系回路の主体であるドーパミンは、新奇性と興奮を追求するホルモンです。同じやり方で何度も繰り返される刺激は、ドーパミンの効果を鈍らせていきます。ドーパミンはこれまでと違った刺激、より満足できる刺激を求め続ける性質があります。常に革新と冒険を求め続けていく貪欲系ホルモンです。これによって人類は大きな進化を獲得してきたのは紛れもない事実です。
娯楽化した余分な刺激の繰り返しは、生命の維持には特に必要性がないために、やがて麻痺という現象を呼び起こすという生体の一種の省力反応なのかもしれません。
そして明らかに、セックスにおいては同じ刺激の単調な繰り返しは、お互いの感覚を鈍らしていき、やがてその行為そのものへの興味を消失させていきます。
１パターンセックスからの脱却
もはやセックスが生殖のためだけの行為ではなくなってしまったこの現実は、我々男性に大きな歓びと負担をもたらしています。この事態から逃げるか、正面から向き合うかはその男性の個人的な性格や資質によることになります。どうやら現代の男女の関係では多くの場合、男性は逃避的な行動を示していっているようです。夫婦関係や恋人関係の実質的な破綻は、男性のセックスにおける努力回避によることが実に多いようです。
ここでは男性がやるべきことはただ一つです。少しだけ男として男としての負担を背負うことです。ちょっと工夫を凝らし、ワンパターンセックスを解消して、女性を心地よくさせてあげるという野心を抱くのです。高度なセックステクニックを覚えることも必要ありません。まずは、自分のセックスのパターンを少しだけ変えてみることを心がけてみてください。
このことは実は男性にとっても、人生をより価値あるものに高めてくれる魔法の秘儀としても作用していきます。女性を少しだけ喜ばす工夫は、女性の男性への愛情と敬意を高めていきます。女性の機嫌は上向きになり、男性への態度も優しくなっていきます。
セックスのパターンを少しだけ工夫していくことで、時間とともに男性のセックステクニックも向上して、他の女性にも試すことが出来ます。磨かれた性技にその女性は酔いしれ、男性への情愛を深めます。いつの間にか貴方は女性がいつも身の回りに纏わりつく人生に変わっていきます。
こうして女たちのセックスは情熱的になり、貴方の官能の欲望を充分、楽しませてくれることでしょう。男性の人生において、燃えるようなセックスを多くの女性と楽しむことも、生きるうえで実に重要なポイントになります。セックスを楽しむことから逃げることは、男の人生の大きな喜びの時間を失うことと同じです。
このセックスにおける地道な変化を与える工夫は、すべての生きる上での活動にも生かされていきます。人を喜ばせる、自分の行為をすこしでも創意工夫して変えていく精神は、仕事や人間関係、親子関係、趣味などに影響し、よりそのもの価値と喜びを高めていきます。女ひとりも喜ばすことの出来ない男子は他の人も幸福にすることはなく、自分自身がましてや悦び幸福に溢れることはないでしょう。１パターンからの脱却は、全て自分のためなのです。
変えるべきセックスパターン
マンネリ感に満ちたセックスは、無駄で無意味な行為そのものです。次元の高い幸福で快感に満ちたセックスを楽しむためには、次のようにセックスを改善してください。関係が長く続いている恋人や奥さんとのセックスを少しだけ変えていくのです。
- マスタベーションセックスはやめる
- お勤めとしてのセックスをやめる
- 同じ技、同じ体位を繰り返さない
- 定期的に頻繁に行わない
自分の性欲の解消のセックスや事務的なセックスに女性たちは辟易しています。男性は女性に悦びを与えることに主体を置いて、そのプロセスを楽しむのです。時には、セックスのローケーションや環境を変え、刺激的なラブホやシテイーホテルで缶詰も女性は喜びます。これまで、正常位だけの体位も３種類くらいは織り交ぜましょう。刺激する性感帯も、様々な箇所を刺激していきます。時には目隠ししたり、大人のおもちゃも使います。
そして、大切なことは同じ女性と頻繁にセックスを繰り返さないことです。時には間を空けて、女性と自分自身の情欲を高めてセックスするようにします。女性の焦らしにもなり、女性への自分の愛着も深まります。
性的な刺激だけでなくお互いの関係や環境にも少しづつ変化を加えていくことが大切です。急激で強烈な刺激に人はいつか慣れていきます。人はとかく飽きやすい動物ですが、期待を抱かせる新たな刺激には大いに覚醒されていきます。
愛撫もワンパターンを改める
性感帯や性器への愛撫刺激では、この人の刺激への基本反応を常に意識して行わなければなりません。特に同じ箇所への同じパターンの刺激は、性感を神経的に無反応にさせてしまいます。オッパイやクリトリスの刺激も、少しづつ位置をづらし、リズム・強弱にも変化をつけていきます。しかし、貴方独自の基本パターンや独自愛撫テクは持つべきです。基本パターンは女性の安心感にも繋がります。
今日はどのようにそこから変化していくのかしら？
今日はどんなエッチなことがまっているのかしら？
と安心の中に女性に想像と期待をもたせていくことが大切です。女をワクワクさせる男は魅力的です。逆を言えば、ワクワクさせない男は失格です。ドーパミン報酬系の働きをフルに活用していきます。
ただし、ここで心がけるべきは、刺激を決して早くしたり強めたりすることに走らないことです。女性は、『早くて強い刺激が嬉しい！』と思い込んでいる男性が多いようですが、これは逆の結果に繋がります。すばやく強い刺激を与え続けることは、その場は強く反応して喜んでも、やがて女性の性感帯は麻痺状態に陥り、更により強度の刺激を欲しがります。これはいきなり、強烈な薬物を与えることと同じことです。よくAVなどで見るような強烈なピストン運動はあくまでも演出であって、現実的な刺激法ではありません。遊びの女性や愛情があまり無い女性には、過激な刺激を与えて楽しむこともありかも知れませんが、長く付き合いたい女性には強い刺激を頻繁に与え続けないことです。特に、電マなどの強烈な電動器具は注意が必要になります。
強く激しい刺激は交感神経系を覚醒させ、強い電気信号を伝え、反射的なオーガズムを呼び起こしますが、女性が本来楽しむべき、副交感神経とオキシトシンなどのホルモンが同調した深く濃厚な快感ではありません。女性に与えるべき刺激は、緩くジンワリが効果を生みます。時間をかけて、女性の性器全体に染み込むように愛撫刺激を与えていくのが愛撫刺激の基本です。
激しく強い刺激は、もうそれ自体が限界であり、それ以上高めていくことは出来ません。強い刺激には身体はすぐに耐性が出来ていきます。一方、緩くゆっくりした刺激は、女性の意識が集中していき、その快感度を増幅し、次の変化も無限に広がりっていき、女性の期待も大いに高めていくでしょう。１パターンセックスの脱却は実は男性にとっても、それほど辛いものではなく、身につければ楽で快感な刺激法になる筈です。男性自身も女体の様々部位の感触をじっくり堪能できることになるはずです。
