裏スジは男性の最大の快楽の源泉ですが、
セックスではこの箇所への刺激を上手くコントロールすることが大切です。
その気持ちよさについつい溺れがちですが、
それでは女性を喜ばすことは出来ません。
概要
|ぺニスの感じるところ
- 裏スジ(包皮小帯)
- 亀頭カリ首
- カリ下
- 亀頭のオデコ
- 尿道口(鈴口)
- 竿
その中でも最大の感度を有するのが裏スジです。
|裏スジトップ(包皮小帯・陰茎小体)
通称裏スジは男性にとって一番の感じどころです。
この裏筋と呼ばれる亀頭のノドチンコ部分は極めて敏感です。
女性では陰核小体といわれるクリトリスの直下の筋になります。
この筋には神経繊維の末端である神経終末が密集していて
男女とも繊細な最大の性感帯になります。
(参照:陰核包皮と陰核小帯)
軽い接触・愛撫などによる微妙な振動に過敏なくらいの反応を示し、
至福の快感を生み出しますが
時としてその上質な感度が男性にとって悲劇を招いてしまいます。
その性感を制御することが困難を伴うために早漏れなどの結果に至ります。
男子にとって如何にこの裏スジの性感ポイントへの刺激をうまく行うかが
自分にとってもパートナーにとっても上質の快楽への手段になります。
厳密には裏筋(陰茎小体)の部分が感じているわけではなく
裏スジ自体には性感は生まれません。
裏筋の周辺には性感神経は存在しますが
実際はその直下の尿道海綿体との間の深部感覚組織が反応しています。
ここには神経繊維の神経終末が密集しています。
|裏スジの感じる刺激は?
この裏筋性感ポイントへ最適な刺激は擦るなどの刺激ですが、
軽い圧力や適度な振動も効果的です。
特に軽く押し付けて擦るような愛撫に甘美な快感が走ります。
女性の舌でなめあげられる時の快感は男性にとって至福の時です。
振動や圧力は隣接するペニスの陰茎海綿体の先端部分の振動刺激に敏感な
パチニ小体に刺激を伝えてくれ強い快感を生み出してくれます。
強度の振動や圧力はこの性感スポットには向いていません。
一気に頂点に達したいときや強い快感を望むときは
広いバギナの中では最適な刺激を受けることは出来ません。
正常位や騎乗位ではバギナ入り口の下部の女性器の筋肉部分にあてがうようにして
擦って刺激することで強い快感が生じるでしょう。
バックスタイルではバギナの上部のクリトリス側の入り口や
GスポットからAスポットに至るバギナ上壁部分に擦り付けましょう。
蕩けるような快感が局部を襲ってきます。
また女性のフェラチによる柔らかな舌先や唇による転がすような愛撫は
まるで天から快感の帳が下りてくるような感覚に襲われます。
しっかり奥さんや恋人に教え込んでください。
口でいうことが難しいタイプ男性は
刺激されたときに気持ちいいことを過剰なくらいの反応で示してください。
逆に痛いような不快な感じの時は腰を逃がすような仕草で相手に伝えます。
次第に女性もこの性感ポイントを理解するようになります。
射精時にはこの裏筋を適度な速さで女性器部分に押し付けながら擦りつけることで
更に快感は増幅してゆきます。
其の加減は人それぞれ違うようですので自分の最適な刺激法を探ってみましょう。
勿論、年齢や体調によって微妙に変化してゆきます。
|裏筋を刺激しないで長時間セックスする
また逆に女性を長時間楽しませてあげるには
この陰茎小体(裏筋)への刺激をいかに避けるかがポイントになります。
特にバギナ入り口の狭い箇所は裏筋性感にとって大きな刺激となります。
この部分での急激なピストン運動は避けてください。
逆に更にバギナ奥にペニスをすっかり差し込んで
バギナ奥の空間に裏スジを持っていきましょう。
出来る限り前後のグラインドは避けて
比較的鈍感なペニス根元やペニス亀頭上部での振動や圧力で女性器を刺激してゆきます。
あくまでもペニス動作はゆっくり重く行うことです。
ペニスに訪れる快感に溺れず負けないことです。
自分の快楽は後回しにして女性のオーガズムを優先してください。
あくまでも冷静に副交感神経優性の交接を心がけてください。
|ペニス下部の筋
裏筋はまるで縫い目のようにペニスの裏側に伸びて行き
このチャックのような線も裏スジと呼ぶことがあります。
多くの男性はこの縫い目を舌先や指先でソフトに愛撫されることで
大きな快感を感じます。
その感覚は亀頭に近い筋ほど強くなりますが
下に下がるほど快感というよりは気持ち良さというレベルなってゆきます。
竿の半分から睾丸部や会陰部を舐められることで極上の天使の羽に撫でられたような
最上の心地よさが生じますが、オーガズムにまで至ることはありません。
長時間のフェラチを享楽したいときや裏スジや亀頭を舐められてイキそうになった時には
彼女の舌をペニス下部に誘導してピンチをしのぎましょう。
程よい快感が襲ってきますが、ペニスの爆発は抑えられ、
やがて極度の興奮も冷めてきます。
玉袋も会陰も舐められたり軽い指刺激で極めて極上の快感が伴いますが
アクメに至ることはなくゆっくり楽しめる性感スポットです。
|裏スジのトレーニング
この裏スジに適度に刺激を加えて感覚を磨くことでより感度の高い性感を
得ることが出来ます。
裏筋を親指と人差し指でつまんで引っ張りながら余り痛くない程度よじります。
お風呂に入ったときに15秒くらい行ってください。
また裏筋を指先で押しながらもみほぐしたりすることも効果的です。
これらの刺激で裏スジは活性化され感度が高まり、EDや中折れ防止にもなります。
仮性包茎の人は皮剥いて行うことで早漏防止にもなるでしょう。
裏スジは極めて小さな体の一部ですが
男の人生の中では極めて重要な部分になります。
もう少し労わりながら有効に使ってあげれば
今より数倍気持ちのいい人生が送れます。