女性を深いオーガズムに導くためには単なるセックステクニックの研鑽では極めて不十分です。
確かに女性の体の仕組みをよく理解して、其の特性に即した物理的な刺激を施すことで
クリトリスオーガズムなどの一定の快感は与えることは可能です。
しかし、女性の体の底から湧き上がるような子宮オーガズムやバギナオーガズムを
表面的性技を駆使するだけで与えることはほとんど不可能です。
女性特有の子宮からの脳天を貫くようなエンドレスオーガズムを引き出すためには
女性との間に心と体の信頼を構築することが必要になります。
そこで男たちはこれまでの自分本位のセックスを改革して
セックスコミュニケーションという考え方を其の中に導入するこが大切になります。
つまりセックスを通じて女性との間の絆を深めるセックスの実践です。
概要
男と女のセックス観の大きな違い
まず我々は女性のセックスに対する考え方は男性とはまるで違う観念を有していることを
認識しなくてはなりません。
男性にとってのセックスは主に
- 生殖
- 快楽
を目的として行われますが、
女性にとってのセックスは
- 生殖
- 快楽
- コミュニケーション
を目的としています。
女性と男性のセックス観の大きな違いは
男性が子作り以外ではセックスを単なる性欲の発散として考えていなかったことに対して
女性はセックスをコミュニケーションの一つとして位置づけていることです。
これは我々男性にとっては大きな驚きであり、
我々の女性感セックス感を大きく修正する必要がある事柄です。
女性のセックスへの意味付け
この認識の差異は生殖上の役割の違いから生じ、ある意味当然の相違でもあります。
男性は大量に生産される精子を如何に多くの女に渡して、自分のDNAを広めることを目論みますが、
女性は生涯における有効な卵子の数と妊娠養育におけるリスクから男性を厳格に査定し、
男性の保有する資源の提供の保証を得ることが必要になります。
其のために女性は相手との性交渉に応じる前には、男性の愛情度や経済力を見極めます。
男性の経済的支援や生活子育て支援の保証を確認するには
男性の真意を知ることが大切になります。
そこで大切になるのが相手の男性の気持ちを見抜く為のコミュニケーションであり、
更に自分に引きつけるためのコミュニケーションです。
女性が男性との心の通った会話や触れ合いを重要視するのはここにあります。
女性は相手としっかりとコミュニケーションを取ることで
男性の現在の自分の愛情度を図り、将来の安心材料を得たいと思っていることと同時に
更に今の絆を深めて男を繋ぎ止めて自分や子供の生活と生命の保証を強固にしたいのです。
したがって女性にとってはセックスは単なる快感を得るためのプロセスではなく
自分や子供の生存に関わる大切なセレモニイーであるのです。
女性の嫌うセックス
したがって女性は
愛がないとセックスできない
と口癖のように囁きますが、ある意味では自己防衛の一環でもあると理解することが出来ます。
女性の嫌うセックスは女性たちは以下のように指摘しています。
- ゆったりした前戯がないセックス
- 思いやりのないセックス
- 一方的で機械的なセックス
です。
愛の囁きも前戯もないまま、ただ軽い愛撫とフェラチオですぐに挿入して
AVのようにガンガン突きまくるセックスを大きく否定しています。
多くの現代の男性たちは女性が求めているセックスを大きく誤解しているようです。
多分にAVやインターネットで女性を性獣のように扱うコンテンツの影響が大きいのですが、
女性は男が求めているような淫らな生態は心許した相手にしか見せないのが実態です。
単なる小手先のセックステクニックでは女性は満足することはありません。
女性が求めるコミュニケーションセックス
女たちは丁寧で温もりある肌の触れ合いを通じて、
体と心で会話することをセックスに求めています。
これはこれまで身勝手な一方的なセックスで満足していた男子には
とても面倒なこととしか考えられないかもしれません。
エツ!俺の彼女や嫁さんは十分満足しているよ!!
と思っている方はもう一度、自分のセックスを振り返ってみてください。
もし貴方のパートナーがセックスの度にオーガズムに達している思っている方は
そのオーガズムは演技の可能性が非常に高いと思われます。
女たちは早くセックスを終わらせるためにイッた振りは良くします。
(参照)
貴方はセックスを通じて女性と身体と心の会話を行っているでしょうか?
セックスでしっかりコミュニケーションが取れているでしょうか?