ドーパミンは快楽ホルモン、幸せホルモン、高揚ホルモンと言われています。
また、脳内麻薬とも言われます。
脳内の大脳辺緑系のドーパミンニューロン(視床下部)で生成される中枢神経系の神経伝達物質です。
ドーパミンは交感神経の興奮させる神経伝達物質である
概要
|人類進化の一因のドーパミン
人に快感、やる気を引き起こさせ、生きる上で前向きに
前進する意欲を形成させる学習強化因子であり
テストステロンと共に人類の進化の大きな要因になっています。
ドーパミンは刺激追求型の冒険心を養います。
注意力・集中力・記憶力・自立心・適応力・好奇心・指導力・交際力を
強化する働きがあります。
ドーパミンは人をハイにし幸せな高揚感を与え、タフでエネルギッシュ、
楽観的で無頓着にする物質です。
反面、衝動が買い、計画性のなさ、だらしなさを伴い、過剰なレベルの人は
常に快感を求め破滅的にもなります。
|快楽を求め続けるドーパミン
ドーパミンは「報酬系ホルモン」とも言われ常に脳はその快感作用を求めます。
その仕組みはこうです。
ドーパミンが大量に分泌されるとドーパミン受容体が形成されます。
ドーパミン受容体は次にはその受けるパーツを100%満たすレベルの
ドーパミンを求めます。
人はそれによって前より強い刺激を求めます。
前回よりドーパミンが多く照射されると更にドーパミン受容体は増えてもっと
もっと強い刺激を要求します。
それが常習性や麻薬性になっていきます。
事実、麻薬やコカインはドーパミンを脳内に大量に分泌させ、
その作用が中毒を作り出します。
|恋で高まるドーパミン
人は自分の好みのタイプに出会い、ちょっと恋する気分になると
脳内に大量のドーパミンとノルアドレナリンが照射されます。
確固たる動機と目的志向をもった行動をとるようになりその相手を求めて
集中するようになります。
ドーパミンが増えるとテストステロンの分泌も刺激されて性欲が
強化されていきます。
恋愛することで人は高揚し幸せになります。
その作用によって恋愛が常習化する女性も多く存在します。
常に誰かを好きでないと満たされない女性です。
|オーガズムを引き起こすドーパミン
ドーパミンは射精・オーガズムを促進する物質です。
男性においては過度のドーパミンは早漏の原因となり、また不足は遅漏の要因となります。
女性はドーパミンの大量分泌によってオルガスムを
何度も向かえることが出来るようになります。
女性は一度オーガズムを体験することで更なるオーガズムを求め
オーガズムはより頻発するようになってゆきます。
これは生物学的な生殖行動です。
オーガズムを向かえるとドーパミンは脳内に分泌され
脳のA-10神経に働き大きな快感を誘発します。
その快感度はドーパミンの量によって決まります。
オーガズムを知った女性は麻薬効果によりさらなる快感を求め、
常習化していきます。
一度快感を知った女性が我慢できなくなるのはこの為です。
ドーパミンはさらなる快楽を期待する報酬系のホルモンと言われる所以です。
ドーパミンの不足は快感を弱めたり無オーガズム症を誘発します。
|セックス依存症を引き起こすドーパミン
これらのドーパミンとテストステロンによるオーガズムの循環作用によって女性は
快感を与えてもらうことを常に求めるようになります。
いわゆるセックス依存症です。
女性をあなたの虜にするためには
上質のオーガズムを与えることは必須ですが、
余りに同じ女性に与えすぎないことをお勧めします。
女性は同じ男性からのオーガズムで満足しますが、男性はやがて飽きてゆきます。
(クーリッジ効果:参照)
貴方自身がセックスに対して関心を抱き続ける為には他の女性にも愛を与えてください。
ドーパミンは失恋するとそのレベルは低下し、気分は極端に落ち込みます。
また、免疫レベルも低下して病気になりやすくなります。
従って本気で恋することは避けるようにすることが
最高の恋愛になります。
性的な愛情は注いでも本気では好きにならないことです。
( オーガズムとホルモン:参照)
(快楽のメカニズム:参照)