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直腸サイドの膣後壁の開発


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直腸サイドの膣後壁の開発

膣後壁は膣の直腸側の粘膜組織になります。直腸に隣接し、お互いに物理的な刺激が、影響しあいます。膣後壁はこれまで性感刺激対象としては余り注目されてきませんでしたが、近年、裏Gスポットなる存在が取りざたされ、俄かに脚光を浴びてきています。開発の新たなポイントです。


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概要

膣後壁性感帯

膣後壁への刺激は後背位でのセックススタイルで、偶然的に与えられてきましたが、この部位への刺激をペニスで行う男性は、事情をよく理解していた男たちに限られていました。ましてや膣後壁の直腸サイドの開発を意識的に行うことなど論外に等しかったと言えます。

では何故、ここで膣後壁の開発を実施するのかです。それは膣後壁にも、膣前壁に負けないくらいの性感ポイントがいくつか存在し、女たちもその性感に目覚めてきたからです。女たちは臨んでいるのです。性感新天地の開拓を・・・・。

膣後壁の性感開発は以下の3つポイントを意識して行います。

膣口下部筋肉

膣口に指を入れて、指の腹を肛門側に向けて下部を探っていくと、こんもりした座布団のような部位が確認できます。柔らかで周辺の組織より分厚く出来ています。これは膣を取り囲む筋肉の一部であり、骨盤底筋の8の字筋(肛門括約筋、膣括約筋)の結びの部分に相当します。この部位は余り知られていないようですが、膣内の大きな性感帯の一つに数えることが出来ます。

8の字筋は外肛門括約筋と膣括約筋(球海綿体筋)の2つで構成されて、お互いが繋がり、前庭球を被い、上部ではクリトリスの後部に達しています。この部位、膣口下部筋肉(膣括約筋)の刺激は肛門周辺や膣口側部、前庭球、しいてはクリトリスに伝わる可能性を有しています。実際にこの部位の刺激で、重いずっしりとした快感が膣やクリトリスまで響くと女性は証言します。鋭さはないがボデイブローのような快感を生み出します。

刺激法は極めて簡単です。中指と薬指をこの部位に押し当てて指圧マッサージを加えていきます。中程度の力加減で粘り強く行うことで女性の股間全体が活性化されていきます。

ペニスでは後背位の形で後ろからペニスを挿入する際に浅めに入れて、亀頭部で押し付けるようにマッサージして下さい。正常位での刺激は亀頭下部の男性最大の性感帯である裏筋を擦ることになるので、長時間の実行は避けたほうがいいでしょう。

バイブなどの刺激も有効です、あまり回転数を上げずに重い振動を伝えるようにして下さい。

8の字筋

裏Gスポット

裏Gスポットの存在は余り話題になっていませんでしたが、ここのところその存在がクローズアップされるようになりました。膣口下部筋肉の先に進むと窪みに落ち込むようなスロープになっています。この斜面の途中に裏Gスポットなるものが存在します。丁度、ポルチオの先が膣後壁に差し掛かる辺りになります。膣腔を介してGスポットの対面に位置することから、最近は裏Gと呼ばれていますが、まだ正式名は確定していないようです。勿論、医学的には認知はされていませんが、その存在は多くの人が体験的に確信しています。

ただし、女性にしても男性にしても、裏Gなるものを明確に意識しているは少ないようです。後背位の体位でペニスをその周辺にこすると女性は喜ぶといったくらいの感覚であり、女性に至っては、バックでされると気持ちいいといったくらいの認識でしかなかったようです。快感ポイントして特定されていませんでしたが、ようやく日の目を見た感じです。

この裏Gスポットなるもの女性によっては、本家本元のGスポットより即効的に反応し、喜ぶことが良くあります。この女性たちはバックススタイルのセックスを概ね好む女性たちですが、先天的に性感神経の配線が、肛門側に集中している女性であると考えられます。これまで後背位でのセックス体験が少ない女性では、体に宿るこの快感の泉の存在に気が付いていないことも良くあります。一度、時間を取って、じっくり開発する価値は大いにあります。

何故、この裏Gスポットなるものが大きな快感を生じさせるのかは、はっきりしていません。解剖学的にもクリトリスのような感覚神経が存在する訳でもなく、Gスポットと同じくあるようでないような不思議なスポットです。女性の感想では、かなり鋭い快感が走り、クリトリス性感と連動するといいます。神経的にも骨盤神経系に支配され、女性によって、クリトリスと強く連動しているようです。また、その背後には直腸が壁一つで接していて、その関連性が推測されますが、定かではありません。

クリトリス脚部や前庭球の末端の存在も考えておく必要があるかもしれません。女性によってはそれらの先端が裏G周辺に集結しているとも考えられます。

裏Gへの刺激は後背位で女性が四つん這いの形がベストです。指を2本挿入して指先の腹で揉むようにマッサージしていきます。意識としては直腸を触るような感じがいいでしょう。

ペニスでの刺激では半分くらい挿入して、亀頭のオデコでゆっくりこするようにしてマッサージします。

バイブでの刺激も補助的に行ってください。やはりステイックタイプのバイブを使いピンポントで刺激振動を与えます。

女性が仰向け状態での刺激も大いに効果的です。窪みの周辺を指先でやはり押すように刺激していきます。女性の脚を抱えてもらい、赤ちゃんスタイルがポイントをしっかり捉えることが出来ます。

正常位でのペニスでの刺激は上部から裏Gを突くような動きがいいでしょう。

裏Gの愛撫刺激には、クリトリスを同時刺激することで更なる効果が期待できます。女性仰向け態勢では、指で裏Gをさすりながら、指もしくは舌先でクリトリス刺激をプラスしていきます。

後背位でペニス挿入態勢では、男性にとって少し辛い形にはなりますが、女性のお腹側に手をまわして指先でクリトリスを愛撫してください。

Kスポット

Kスポットは膣後壁の最奥部、ポルチオの直腸側の付け根に存在します。膣の最も奥深いところになっています。その為に、後背位でのポーズでは男性の指を届かせることが難しいのが現実です。正常位での指挿入でも、何とか指先がその部位に接触する程度となり、しっかりした指での愛撫刺激が施せません。そこでKスポットへの愛撫刺激は、ペニスもしくは先の長いステイックバイブなどを使います。

Kスポットの性感の源泉は、子宮による反応と考えられます。Kスポットを刺激することでポルチオが揺さぶられ、また直接的に子宮本体に刺激が伝わるものと考えられます。従って、Kスポット開発はポルチオ開発と同じように、開発型であり、刺激愛撫の積み重ね必要になってきます。女性の性体験と成熟度も要件として求められます。

Kスポットの開発で男性は知らず知らずに実施しています。ペニスのピストン運動で膣奥を突くことで、女性は大きな歓びを得るようになっていきます。ただし、激しい突き刺激は開発手法としては正しくありません。ピストン刺激は男性が短時間で果てて終わることが多く、また女性によっては大きな苦痛となるようです。

Kスポットの開発愛撫は、後背位や正常位、騎乗位などの態勢でペニスを奥に突き刺した状態で、細かくつくようにするか、押し込むように行います。しっかり、ペニス先端の位置を想像しながら、できる限り長い時間刺激を与え続けます。女性が激しく反応しても淡々と同じ刺激を繰り返します。

後背位ではKスポットは奥深く、ペニスの先端が届いたかどうかは明確ではないかもしれませんが、それでもコツコツと刺激を加えていきます。

正常位では斜め上からKスポットであろうポジションにペニスを突き刺して刺激を加えていきます。騎乗位ではより認識しやすいかもしれません。膣後壁にペニスを押し付けながら到達してください。

ペニスの先端が現在に何に当たっているかをはっきり知ることは難しいのが現実です。これがKスポット?これがポルチオ?極めて曖昧な感触しかないと思います。それでも頭の中で膣内部の構造をイメージしてペニスで愛撫することが大切です。

Kスポットの明確な刺激にはステイックバイブが最適です。先端がしっかり振動するバイブで膣の奥に宛がっていきます。子宮を振動させる意識をもって行ってください。

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