女性は快感が高まってくると何故あのようなエロチックな
あえぎ声（よがり声）を発するのでしょうか？
あえぎ声には何か意味や目的があるのでしょうか？
そして何故あれほど大げさなうめきにになるのでしょうか？
女性が如何なる喧噪のなかでも赤ん坊の泣き声を聞き分けるように、
我々男たちは女性のどんな小さなよがり声にも鋭く反応して
耳をそばだてます。
よがり声は男たちの最大の興奮剤です。
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概要
｜大きな喘ぎ声時の脳
女性が喘ぎ声を発することは快感が女性の脳の中を満たし始めた証拠です。
女性は性的な刺激で脳内にドーパミンを分泌させ、
ドーパミンは女性の道徳的思考や道徳的判断を司る脳領域を不能状態にしていきます。
オーガズムは更に大量のドーパミンを生み出し、自己抑制や自己認識を喪失させて
心身を恍惚状態に至らしめます。
女性は快感の増大とともに抑制することの出来ない制御不能状態となり
恥ずかしげもなく喘ぎ声を発し続けて
やがて絶頂の叫び声となっていきます。
｜男は喘ぎ声を求め続ける
世の男性は言うならばこの女たちの発する甘美なる喘ぎ声の挑発に乗せられ
更にその喜びの声を聞かんと腰に力を込めてピストン動作を強めます。
女性のエロチックな雄叫びは大きければ大きいほど
その男子の勲章であり、
女性のパートナー男性への称賛の度合いを表します。
ある女性は虫の音のようなあえぎ声をあげ、
ある女性は野獣の叫び声のごとき呻きとなります。
男性はこの苦痛の声に似た女性の条件反射的な
うめき声を聞かんがために日々努力を重ねている気がします。
この女性がそこから絞り出す充分な喘ぎ声さえ聞くことが
出来さえすれば敢えて射精の快感を求めず終わることもしばしあります。
その時、心は女を満足させた充足感で満たされています。
｜女の喘ぎ声は危険ではなかったのか？
人類の女性は何時の時からこのあえぎ声(よがり声）を発する仕組みが
出来あがったのでしょうか？
ほとんど男性にはこのような快感の表現はありません。
また動物でも一部の動物チンパンジーなどの一部の霊長類で
オーガズムを顕わすように奇声を発しますが、
リスク回避のために人に比べかなり短く小さい声で終わります。
狩猟採取の石器時代は長く大きな喘ぎの声は捕食者の肉食動物に
察知される大きな危険があったのではないでしょうか？
そして現代でも他の個がいる前では決してセックスしない人間が
敢えて周囲にセックスしている告知をするような大きな声を
何故発するのでしょうか？
｜近所迷惑の喘ぎ声の何故？
つい最近まで日本の家屋では女性のよがり声は
周辺の住民の悩みのたねでもありました。
上京したてのころ、６畳一間に住み隣の部屋の女性のよがり声に
興奮し一晩中寝れないことが何度かありました。
大家族の時代も夫婦の営みは家族にとっては悩ましいものだったに
違いありません。
現在でも世界中ほとんどがその状況です。
カップルが個室でセックスを営める国は寧ろ少数です。
では何故それでもセックスの際にあれほど露骨に女たちは
歓喜の声を叫ぶのでしょうか？
声を封殺することは進化の過程で出来なかったのでしょうか？
世界中のあらゆる文化で喘ぎ声は報告されています。
以下の仮説が考えられます。
- 自らを興奮させる為
- 自らを忘我トランス状態に持ち込む為
- オスを喜ばせ射精を早める為
- 周囲に敢えて知らせる為
- オーガズムをオスと同期させるため
１．自らの興奮を高める為
これは女性自身が快感を高める為に敢えて声を出すということです。
人は疑似音などを発して運動や仕事などで集中力を高めることが
良くありますが、それと同じで自ら感じる声を発することで自分を騙し、
性欲・集中力を高めて素早く快感を感じるようにするということです。
特に女性は男性の視覚に対して聴覚で興奮することが知られています。
２．忘我トランス状態に持ち込む為
これは上記の理由のもっと進展させた形です。
即ち人間が宗教的なトランス状態に入る状況と同じように
繰り返しの呪文を唱えることによって更に興奮状態から
忘我恍惚の状態、オーガズムに入る為という考えです。
女性は大きなあえぎ声で周囲の環境から自らを遮断して
喘ぎの呪文によってオーガズムに誘導されていくのです。
３．オスを喜ばすパフォーマンスの為
人類のオスも含めてあらゆるオスは性的には単純に出来ています。
欲情すればメスにペニスを挿入して射精する。
メスはその射精の精子のお礼にオスを喜ばすために
喘ぎ声をあげているとも考えられます
そして人類のメスの喘ぎ声が特大なのは乱婚乱交の時代に
メスはより多くのオスの精子を得んがために早く射精を促すために
興奮誘発剤のような意味であったのでないのでしょうか。
エロチックなメスの喘ぎ声を聞いてオスは興奮してイッテしまう
それを狙ったメスの仕込んだ巧妙な仕掛けなのではないのでしょうか。
現代でも多くの女性がイッたふりをするために喘ぎ声を
あげています。
その演技はすっかり身に付いているようで条件反射的に声が
漏れてきます。
男はメスのよがり声には異常に興奮する本能があります。
４．周囲のオスにセックスを知らせる為
類人猿のボノボやチンパジーは集団の前で平気で交尾を行います。
人類だけが人前でセックスをすることはありません。
類人猿はその際、セックス時のメスの発する叫び声に刺激され、
メスの周囲にオスは集まってきて更に興奮を高めます。
そして挑発されたオスたちはメスに誘惑されるように
交尾に至ります。
それと同じように人類のメスたちも乱婚時代にはオーガズムの際には
金輪際聞いたことのないような奇声を発し、
オスを集めて興奮させたと考えられます。
それが今も続く女たちの喘ぎ声の正体なのだと言います。
つまり、女たちはさらなる男、精子、快楽を求めて
あえて周辺の男子にキャッチされるようなエロチックな奇声を
あげているのです。
５．オスとオーガズムを同期させるため
メスのあえぎ声はオスにメスの性的興奮状態の段階を教える手段です。
次第にメスは興奮度を高めると声も荒くなり、大きくなっていまいます。
そして絶頂期には叫ばんがごとき大きな声発します。
そうです、あの「イク、イク！」という声とともに最後の大きな奇声です。
これに合わせてオスは射精して、子宮頸部からはそれまで酸性の
膣内をアルカリに変えるための液が分泌されて受精の確率を高めるのです。
オーガズムを同期させることは生殖的には重要なことなのです。
｜大きな喘ぎ声は女の魅了？
我々男性は女性の喘ぎ声には極めて敏感に反応します。
どのような雑音のなかでもその声を聞き分けて興奮し始めます。
また、触ればすぐに声を出すような女性を
感じやすい女として喜び可愛がります。
その声は大きいほど興奮の度合いを高めます。
しかし、喘ぎ声を出さない女はマグロ女として蔑んだりもします。
女たちが今も敢えてどこからでも判別が容易な大きなエロチックな喘ぎ声をあげるのは、
今セックスしている男とは違う別の男を挑発してその精子を求めているのです。
それは女の遺伝子に刷り込まれた生殖行動の一環であると言えます。
限りなき女の欲望です。
因みにゲイのカップルも女役のほうがよがり声と同じような
大きな声を上げるそうです。
