膣口の性感開発は膣の入り口を取り囲む8の字筋を中心に行います。膣前庭の周辺や膣口そのものは極めて敏感な触覚神経を有し、異物の接触や侵入には鋭く反応します。この部位の開発は、指先での愛撫や舌での出し入れで実現でき、成果は即刻現れます。性体験の少ない女性の初期開発では、絶好な攻めどころです。膣の入り口周辺と腟前庭を含めた複合開発を行うことが、好ましいと言えます。
概要
8の字筋とは?
膣口の開発では主に、膣口から少し入った部位、即ち膣口を取り囲む骨盤底筋肉群の一つ、八の字筋がターゲトになります。8の字筋は肛門と膣、尿道を取り囲む筋肉で、膣の周りは膣括約筋と呼ばれる筋肉で、その開閉を取り仕切ります。オーガズム時には痙攣し、収縮してペニスを締め付ける筋肉です。
8の字筋は骨盤底筋の一つであり、肛門と膣・尿道を8の字のかたちで取り囲んでいます。肛門側が肛門括約筋と呼ばれ膣を取り囲む部分は膣括約筋と呼ばれて、肛門と膣の間の会陰部で結びを作っています。膣両側の2筋の膣括約筋は前庭球を被い、陰核体後部で合体しています。
8の字筋性感
この8の字筋はペニスの出し入れに反応する強い性感を有しています。クリトリス全体に刺激振動を伝達していると考えられます。この部位の開発は女性のオーガズムを強化するだけでなく、男性の快感も高めてくれます。活性化し血流を高めて感度をたかめます。更に可動性を促進する為の刺激を与えていきます。
8の字筋指刺激法
基本は指先の柔らかい部分での、解しマッサージになります。指を最初、中指1本を膣の入り口に挿入して側面に充てがいます。膣口にそって縦長の筋肉が確認できるはずです。その部位を軽く指圧するようにマッサージを施していきます。指先が乾燥すると筋肉表面に張り付きますので常に濡らした状態で行います。
男性にとって左の膣口は右手で行います、右側を刺激するときには左手で行います。ゆっくり気持ちを込めて解すように行っていきます。女性が慣れてきて腟内がたっぷり愛液で満たされてきたら、薬指も加えて2本で揉んでいきます。根気強く数分間続けて行います。早い女性は初日でオーガズムに至りますが、一般的には何度かの根気強い開発が必要になります。
筋肉に沿って指先を様々に動かして女性の最も感じるエリアを探します。左は感じるのに右側は全く感じないなどの現象も大いにあります。その女性の特性と成熟度によるものです。辛抱強く開発することでやがて男性にとっても幸福な時間が訪れます。
8の字筋ペニス刺激法
ペニスを使い、膣口筋肉の刺激も可能です。ペニスを浅めにバギナに挿入して亀頭部を使い行います。亀頭部の柔らかな部分で膣口筋肉を左側、右側と意識して刺激していきます。指と同じようにコツコツと揉み解すように行います。
正常位や後背位などで少し身体を傾けてペニスに角度を付けて行います。一番角度が付けやすいのは側位での挿入です。この時、女性の膣の自分側の膣口筋肉を刺激することがポイントです。これらの刺激はペニスにも強烈な刺激がかかりますので、無理は禁物です。射精したくなったら、即刻抜いてペニスの興奮を冷ましてください。
ペニスへの負担が少なく、効果的な刺激は、勃起して固くなったペニスの竿の部分を使う刺激法です。ペニスを7割程度膣に差し込んで、腰を左右に動かし、ペニスの根本を起点にして、ペニスを膣入り口の両側の筋肉を押すようにマッサージします。膣口が広がる時の快感も加わり、女性は悦びます。
この膣口入り口の部位への集中的な愛撫を行う男性は少数派です。偶々、ペニスの出し入れやGスポット愛撫で刺激することが精々です。トコトン、攻めて見ることも女性に新たな性の悦びを与えます。女性自身もこの部位の性感の目覚めには驚きます。女性へのサプライズなオーガズムプレゼントになるはずです。