男性のセックスは非常にセンシテブな一面を有します。
特に年齢を重ねてくると悲しいかな、
若い時のようにどんな女でも勃起するということもなくなります。
中年期には心的な勃起不全(ED)が起こるようになるのですが、
不思議なことに特定の女には、このEDが起こらずつねに立派に勃起し、
濃厚なセックスが楽しめることが時たま起こります。
かあちゃんしか、ペニスが勃起しない!!
これは一体ナンナだ!!
貴方にもこんなこと思った覚えはないでしょうか?
妻や恋人とはちゃんと出来ても他の新しい女性にペニスが
正常に反応してくれないのです。
こんな現象に戸惑っている男性は実は少なくないのです。
概要
心的なEDとは?
EDの復習です。
心的な勃起不全とは、ストレスや緊張から起こる症状で
仕事や私生活で精神的な大きなダメージを受けたときに、
男性ホルモンが不活性となり、性欲が抑え込まれることで起こります。
脳がセックスより生存に優先度を与える防衛反応の一つです。
40歳過ぎの男性にはよく起こると言われ、
対策は色々これまでご紹介してきました。
(参照)
他の女には勃たない!!
ところが今回の問題は
ある一人のセフレ女性には全くペニスは元気であるのに、
他の新しい女性とのセックスに際して
それまで何の問題もないと思っていたペニスがどうしても勃起しない現象です。
不能に終わったよく日に、奥さんやセフレと一戦交えると全くペニスには問題がありません。
むしろ元気すぎるくらいに頑張り、奥さんやセフレも大喜びします。
不能に終わった時には自信を失ったはずの気持ちもすっかり立ち直ります。
EDはたまたまの現象、体調が悪かっただけと再度、
その新しい女性に挑んでも同じ悲劇の結果に終わります。
そしてその後、何人か女性を口説いてトライしても全く勃起しないことが続きます。
しかし、妻やセフレとはしっかり充実したエッチが成立します。
一体、これは何故??
同じ女にしか勃たないのは何故??
これは長期間、自分のパートナーや同じセフレとセックスを楽しみ過ぎた結果、
もしくは楽なセックスを続けてしまった結果、起こるものと思われます。
つまりその女性との性的な相性が合うために、
もしく遠慮いらない楽なセックスができるために、
その女性とのセックスを繰り返し行うことで、
その女性とのセックスパターン以外、
他の女性とのセックスがストレスになってしまうのです。
男性はその本性は小心であり、できれば同じ状況やパターンを欲する傾向が見られます。
このために我儘が通用する女性以外は、心的なストレスが生じるのです。
クーリッジ効果における
『女が変わればペニスはいくらでも勃起する』
という原理がすべて真とはなりません。
むしろ真逆の症状も起こりうるのです。
一旦楽なセックスに慣れ親しむと歓喜であるはずの新たな情事が
ストレスとなってその場に作用するのです。
男性は新奇の女性にはかなり神経も使い、気持ちも入り込んでいきます。
その結果、アドレナリン、コルチゾールが大量に分泌されてしまい、
勃起機能を制御してしまいます。
いざ事に及ぶにあたり、勃起不全や中折れに至り、
新しい女性は貴方のセックスに失望します。
この症状は、最高のセフレや我儘を許してくれる奥さんを持つ男性によく起こります。
俺はもう、かあちゃん以外とは出来なくなった!!
もしくは
あの女でなければ駄目なんだ
変に納得してそのまま浮気心を抑え込んで、大人しくなる男性もよく見かけます。
ここでの大きな問題は、同じ女性とのセックスの繰り返しが、
貴方のセックスを対応力のないセックスにしてしまうことです。
安心できる女性と同じプロセスでしかエッチできない内弁慶セックスに陥いることです。
同じ女性となら副交感神経が十分優位になり、勃起神経も働きますが、
他の女性では交感神経が活性化されて勃起が起こらなくなるのです。
気持ちの楽なセックスだけを続けた結果、極めて性的に脆弱になるのです。
これは同じ女性との気楽なセックスや性的なサービスを楽しみすぎた大きな弊害です。
以前に、同じ女とセックスはマンネリ化して性的に不能になるという話をしました。
今回の問題は、同じ女性とのセックスで性欲や性的な機能がなくなることはないのですが、
性的な適応能力が極端に落ちてしまうという事例です。
これらの根本は一緒ですが、見た目が違う弊害が起きています。
オスとしての本能が確実に失せているのです。
(参照)
同じ女しか勃起しない問題の解決
この現象が続き、やがてそのセフレ女性や奥さんとのセックスに飽き、
興味を失うてしまったら一体どうなるのでしょうか??
そうなってしまった時には永久的な心的なED、若年性勃起不全に陥る可能性が大になります。
他の女は面倒だ!
もうセックスは卒業!!
と言うセリフは知人男性からもう何度も聞いています。
同じ女性とのセックスを楽しみ抜くことは確かに非常に大切なことであり、
幸福なことですが、
男はどこかで日常的にエネルギーをチャージして行くことが重要なポイントになります。
日々を勇気を持って人生を男らしく生き抜くためには、
常にチャレンジする気持ちを持ち続けなくてはなりないのです。
恋人や奥さんには勃起しても他の女には勃たない現象は男性力喪失への一種の警告です。
このような危険水域に入り込む前に、時には別の新たな挑戦をコマメに行うことです。
セックスでは技術・体力も大切ですが、
実は臨機応変さも重要な能力の一つです。
たとえ初対面の女性であっても、
また如何なる性癖や性的反応を示す女性に対しても、
その女性に合わせた最高のセックスパフォーマンスを示すことが大切になります。
これには同じ場所に安住しないことです。
常に新たな物に立ち向かう気持ちを持ち続ければ、
不則のどんな女性にもセックスで十分応えることが出来ます。
同じ仕事しか出来ない男よりは様々な仕事や場面で活躍できる男になるためには
日々精進して行かなくてはならないのです。
まとめ
この記事は以前の私の体験からきた老爺心です。
もしこのようなことが貴方に起きたときは参考にしてみてください。
同じ女を愛し続けることで、
他の女性とのセックスに望むに際し、
これまでの流れとは違うことに貴方のナーバスな神経が面食らい、
ペニスが萎縮することが起こります。
常に他流試合を心がけ、自己を研鑽し続ける事がその対策になります。
どんなに大好きでその女性以外とエッチしたくない人も
つまみ食いの精神は忘れないことです。
一穴主義は非常に美徳であり、尊敬に値しますが、
『かあちゃんとしか出来なくなった男性』は
いつか女性に見捨てられ可能性が増大することは覚えておいてください。